破壊神の名を持つ少女と包帯男
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ちは慌てふためき悲鳴を上げる。
「だったら調子に乗るな。大体―――今のお前らじゃISを使ってさえも勝てねぇよ。だってここは―――ISジャマーが流されているからな」
『え?』
「そしてついでに言っておくが、お前らは所詮ISがなければそんなデカい態度を取れなかったんだって頭に入れとけッ! それとも―――そのバスを潰されないと理解できないのかッ? アァッ?!」
『ヒッ!?』
中から悲鳴が上がる。
「大体、テメェらみたいに『女性優遇制度』にあやかって調子に乗る奴が出てくるからこういうことになるだろうがッ! そんなことも未だにわかんねぇのかッ! ガキ風情が偉そうに言葉並べてほざいてんじゃねぇぞッ!」
包帯男がブチギレ、さっきまで調子に乗っていた女たちが一気に怯える。
そしてどうしたことか、包帯男の体がぐらついた。
「あ、危ない!」
入口近くにいた真耶が慌てて外に出て包帯男を受け止める。
(………あれ? この場所が暗くてよく見えなかったけどこの人、どこかで……!!)
「―――って、顔色悪いじゃないですかッ!?」
よく見ると、その男は顔色が悪く、今にも倒れそうな様子だった。
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