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第七話 オレンジギルド
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るなんて、本当にバカなの?アンタ達。それともたらし込まれちゃった?」
ロザリアの質問にキリトは横に振る。
「いや・・・俺もアンタを探してたんだ、ロザリアさん。アンタ・・・【シルバーフラグス】ってギルドを襲ったな?リーダー以外はみんな殺された。そして残ったリーダーは最前線の転移門であだ討ちを・・・監獄送りしてくれと言い寄ってたんだ」
「お前の用事ってそれだったのか?キリト」
「まあね。それで・・・アンタに彼の気持ちが分かるか?」
キリトは目を細め、ロザリアに尋ねるがその言葉を貶すように答える。
「分かんないわよ。マジになっちゃってバカみたい」
シュウは外道的な言葉に苛立ちを抱え始める。
「それよりも自分の事を心配した方が良いんじゃない?」
ロザリアがパチンと指を鳴らすとその後ろから10人ほどのオレンジプレイヤーが出てくる。しかしシュウは装備などを見てどれ程の強さかを視解析していた。
「キリト。こいつら俺に任せてくれねぇか?流石に我慢の限界だぜ」
「そうだな。シュウに任せる」
「そ、そんな!!危険です!!シュウさん!!」
シュウはシリカを落ちかせるように頭を撫でる。
「大丈夫だ。俺はやられねぇよ!キリト。シリカを頼むぜ」
そう言うとシュウは背中のリベリオンを引き抜き、右肩に担ぎ、前に出る。
「丁度良いぜ。キリト。ここで俺の新武器を見せてやるよ!」
「それは楽しみだな、シュウ」
ここでオレンジプレイヤーから疑問の声が出てくる。
「キリト・・・?シュウ・・・?」
「黒ずくめに盾なしの片手剣士に・・・真紅の服装に銀の大剣・・・」
「まさか・・・【黒の剣士】と【真紅の狩人】!?」
「ロザリアさん。【真紅の狩人】は分かんねぇが、【黒の剣士】はソロで前線に挑んでいるビーターの『攻略組み』だ」
攻略組みとは文字通り、全層クリアを目指している団体の事でレベルは相当に高い人達が集まっている。キリトはその一人だと言う事にシリカはハッとした表情を浮べていた。
「攻略組みがこんなとこにいるわけないじゃない!もしそうなら、まずはあの紅い奴から倒せば良いじゃない!!ほらさっさと始末して、身包み剥ぎ取んな!!」
ロザリアの掛け声と共にオレンジプレイヤーがシュウに斬りかかる。
シュウはリベリオンを消すと左手に背丈ほどの刀身がある『日本刀』を持った。しかしシュウは刀で受けようとせずにその攻撃を身で受ける。その光景は一方的に見えていて、シリカは助けようとするがキリトが止める。
「大丈夫だよ、シリカ。見てごらん」
「えっ・・・っ!!」
シュウのHPは確かに減っているが・・・すぐに全快になっていた。
「どう言う事?」
そし
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