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だからってなんだよー 私は負けない
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・・・」と、私は制服のベスト、リボンをほどいてブラウスから・・・スカートも脱ぎ去ると

「おぉー それは・・・紗栄子の・・・」

 私 お母さんの 総レースで身体が透けて見えるはず。赤、青、ピンクのお花の刺繍飾りが裾までしてある短いスリップに 脇紐がリボンになっている やっぱり透けて見える青いレースのパンティを制服の下に着てきていたのだ。

「う〜ん 若いのは 素晴らしいのぉー ピチピチじゃー 紗栄子に似てのぉー 良いのぉー なぁ 次は、それを 全部脱いで見せてくれんかのぉー」

「・・・ でも 絶対に 触ってきたら嫌だよ そんなことしたら、訴えるからね」と、言いながら私は 全てを脱ぎ去って 私の全てを晒していた。もう、あそこも生え揃ってきていたのだ。恥ずかしくって、全身に血が駆け巡っているようだった。さすがに覚悟していたはずなんだけど、私は、両腕で胸を抱きかかえるようにしていたが、震えてきていた。でも、見せるだけよ 少し、恥ずかしいのを我慢すればいいんじゃぁ無いと、自分に言い聞かせていたのだ。

「うぅー ありがたいのう・・・こんな若々しい女の裸を直かに見られるなんて ワシは幸せじゃー なぁ カズエ 観音様じゃー ありがたやー ありがたやー」と、庄爺は仏壇を見ながら、私に向かって両手を合わせて拝んでいたのだ。おばあさんに許してもらっているのだろうか・・・だけど、縁側には、多分お母さんのだろうブルーの透けて見える生地にピンクの豪華なバラの花が散らしてあって胸元と裾がレースで飾られているもの 真っ赤なレースの小さなパンティが干してあるのを私は、すごく、セクシーというんだろうなと思いながら眺めていたのだ。

 私は、その時、お母さんの気持ちが少しわかったような気になって、魔が刺したのかも知れない。庄爺の手を優しく取って、胸に持ってきていたのだ。その時は、可哀そうに思えていた。あんなに、エロ爺と思っていたのに・・・

「はね返って来るようじゃのぉー お椀を伏せたようで可愛いのー 有難い こんなのも初めてだ」と、涙を流しているようにも見えた。

「庄爺 長生きしてー」と、不思議なのだけど、私にも思いがけない言葉が自然と出ていたのだ。
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