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だからってなんだよー 私は負けない
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るけどなー」

「そーなん 特定の人は居ないのねっ!」

「なんだよー その念押しは・・・」

 だから、私 また 先生の顔をじぃーっと見詰めていて、先生の顔がこっち向いて、顔が合った時 私は チュッと する振りしたら

「よせよー からかうのは・・・ すぐり・・君」

「その 君ってなんなのよ 変!」

「でも ちゃんも 馴れ馴れしいし さんでも 固すぎるよーな その間だ」

「ふ〜ん だから 君なの・・・? 私 すぐりって呼び捨てで呼ばれるほうがいいなぁー 俺の女って感じがして」

「そっ そんなのー お母さんに叱られるよー」

「あっ 叱られなきゃー いいの?」

「いや そのー 誰かの女って・・・早すぎるだろう 君には・・・まだ これから・・・」

「チェッ いい雰囲気かなって思ったのにぃー 先生って真面目なんだよねー そーいうとこ 私 好きなんだぁー あっ そうだ これ 1匹 大家さんのとこに持って行く 焼き立て! 先生も一緒に来てヨー あいつ 怪しいからー」

「怪しい???」

「うん エロ爺なんだ 多分 先生も一緒に山に行ったんだからぁー 一度 挨拶」

「なるほどー そーだな これから お世話になるかも知れないしなー」

 ― ― ― ☆ ☆ ☆ ― ― ―

「庄爺 居る? イワナ焼いたから 持ってきたよ」

「おー すまんのー 焼き立てかい?」

「うん 今 焼いたの あのさー 骨 大丈夫? ほぐそうか?」

「そーだな 頼めるかい? ありがたい」

「わかったぁー あのね この人 学校の先生 昨日 一緒に登ったの 色んな葉っぱ集めたいんだってー」

「ほっ 葉っぱをなぁー 先生がねー 世の中には理解できんことがあるのぉー」と、私のほぐした身を食べながら、ぶつぶつと言っていた。その間に、私は縁側に女物のレースで飾られたような下着が干してあるのを見てしまったのだ。やっぱり・・・。

「うん うまい ほこほこでなー すぐりちゃんは 親切で良い子だのぉー お母さんゆずりで美人でいい(むすめ)になってきたのー」

「うん 骨は持って帰るね 庭に埋めとくからー じゃぁね」と、さっさっと帰ってきた。

「ねっ なんか 言い方 やーらしいでしょ? 私はすかん!」

「そーかなー 普通だと思うけどー すぐり君のこと褒めてたじゃぁないか」

「・・・だからぁー・・・ 先生には 複雑な事情わかんないの! 私の気持ちも・・・」

「なに プンプンしてるのか 僕には理解出来ない」

「まぁ それとは別に こーやっておくと 山に好きなように入らせてくれるからね!」


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