第一章
[2]次話
家鴨のジマイマのお話V
家鴨のジマイマは最近子供達のおやつのことをよく考えています、子供達は朝昼晩のお食事にです。
三時のおやつもとなっていますがそのおやつが問題なのでした。
「うちはご主人達がおやつまではくれないのよ」
「あら、そうなの」
ジマイマのところに遊びに来て自分が持って来たお菓子と一緒に紅茶を楽しんでいるピーターラビットのお母さんはそれはというお顔になって応えました。
「そこまでは考えていないのかしら」
「どうもね。三食のご飯でお腹一杯だってね」
その様にというのです。
「考えているらしくて」
「それでおやつに困ってるのね」
「そうなの。大抵は虫を食べているけれど」
「冬なんか虫がいないわね」
「その時はどうするかよね」
「そうね、それならね」
ピーターラビットのお母さんはそれならとです、ジマイマに提案しました。
「栗鼠さん達みたいに木の実を貯めておいたら?」
「そうして冬はそれを食べてなのね」
「おやつにしたらどうかしら」
「いいわね」
ジマイマはピーターラビットのお母さんのお話を聞いてそれはと頷きました。
「それじゃあね」
「木の実を貯めていくのね」
「そうするわ、おやつがなくても死なないけれど」
「三食しっかり食べているから」
「子供達もね。けれどおやつがあるとね」
「尚いいわね」
「だからね」
それでというのです。
「そうしましょう」
「それじゃあね」
こうお話してでした。
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