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ら ず〜っと 生徒さん達に教えてくれるんでしょ?」
「そーだね 君みたいな生徒が居るんだったら やりがいあるかなー」
「だね 私も 早く 中学に行くのが楽しみカナ」
「ねぇ 良かったらで教えて欲しいんだけど お父さんとは いつから?」
「う〜ん 私が 生まれて まもなく どっかに行っちゃったみたい だから、私 お父さんって どんな人なのか知らないんだよねー ずぅ〜っと お母さんと二人」
「そうか 素敵なお母さんなんだろうね ひとりで、こんなにしっかりとしたお嬢さんを育ててきたんだら」
「うぅー お嬢さんなんて 言われたの初めて・・・お母さんは素敵なんだけど・・・若いし・・・ ねぇ 先生のお母さんは? どんな人?」
「そーだなぁー 昔からレストランをやっていて、地域の人の為にとかいってー なかなかの評判だ 父親とは中学の同級生らしくって 今でもアツアツだよ」
「へぇー 羨ましいね 幸せそう」
「かもな でも 昔は苦労したみたいだよ」
「だね 生まれついての幸せは ロクなことないよねー 幸せは自分で掴むもんなんだよね 私 いつか 先生のお母さんに会ってみたいなぁー 素敵な人みたいだしー」
「すぐりちゃんは 学校の先生みたいなこと言うね」
「そんなことないよー 私 今 不幸だってことないよ 幸せだよ でも、お母さんは私の為に一生懸命 働いてくれてるやんかー だから、私が働けるよーになったら お母さんに、もっと 幸せにさせてあげたいんだぁー」
「君は・・・ 僕も耳が痛いよー 僕なんて 恵まれているんだなぁーって 教育者として 頑張るよーになるよ」
「先生 大袈裟なんちゃう? もっと 気楽に生徒に接しなきゃー 引かれちゃうよ!」
「あー そーかー わかった 勉強になります はっはー でも 君と居ると なんか 楽しくなるなぁー」
「うん 私も 普段 お話する人 おらへんやんかぁー 先生と こーやってると楽しい なぁ なぁ まだ時間あるんでしょ 夏休みのドリル見てくれへんかなぁー だって 間違ってると腹立つヤン 君には 一宿一飯・・・一飯の恩義あるでしょ!」
「ふふっ わかった 一飯の恩義ねぇー」
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