天空の覇王
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怪人が剣を振るった。それをスカイライダーは屈んでかわす。
「甘いっ」
手首を捻りそのぞ上へ振り下ろす。しかしそれはライダーの読み通りだった。
「甘いのは貴様だあっ!」
その手を掴んだ。そしてそのまま全身を高速回転させた。
「竹トンボシューーーートッ!」
怪人を投げ飛ばす。そして自らも飛んだ。
「スカイキィーーーーック!」
空中で怪人を撃つ。カメレキングは空中で爆死して果てた。
着地するライダー、そこへがんがんじいと役が歩み寄って来た。
「いやあ、流石やな、ライダー」
がんがんじいが称賛の声をかける。
「それ程でもないけど」
スカイライダーは謙虚に受け止める。
「がんがんじい、この人は?」
「この人でっか?ええっとお・・・・・・」
「インターポールの役清明です。宜しく」
そうい言って身分証明書を見せた。
「インターポール・・・・・・」
その証明書はライダーも今までよく見てきたから知っていた。贋物ではなかった。
「インターポールが俺達に何か御用ですか?」
そういった時はいつもとんでもない事件の協力を要請される。
「はい、先程の連中についてです」
予想は当たった。博士も合流し話は始まった。
役は三人に話をした。その内容はこのナスカにおけるゼネラルモンスター達の目的であった。
「連中はここに基地を建設するつもりなのですか」
役の話を聞いてまず筑波が声をあげた。
「どうやら。しかもかなり大規模な基地のようです」
「このナスカ・・・という事は航空機を中心にした基地ですね」
「こんなところにでっか?」
「ここは人も少ない。隠れるにはもってこいだ。それに離着陸には絶好の目印もある」
「あ・・・・・・」
筑波に言われがんがんじいは納得した。筑波はあの地上絵の事を差して言っているのだ。
「それにしてもこの様な山岳地帯で離着陸可能な航空機ですか。ヘリか何かですか?」
「それは解かりません。いや、より高度なものであると予想されます」
そう言って役は一枚の写真を取り出した。
「これは・・・・・・」
それは円盤型の物体であった。空を飛んでいる。俗に言われる未確認飛行物体=UFOだ。
「前にこの辺りで目撃されたものです」
「それが今回の奴等の行動と関連があると?」
「否定は出来ません。ネオショッカーの首領、いえこれまでの組織を陰で操ってきたあの首領は宇宙より来たのですから」
筑波はあの時のネオショッカーとの最後の闘いを思い出していた。あの首領は巨大な竜だったのだ。その姿は紛れも無く地球の知的生命体ではなかった。
「よく考えて下さい。今までの組織の技術には明らかに地球のものとは思えないものも多くありました」
そ
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