暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーガイゼル Feet.オール・ダークライダーズ
Capture:00 〜融合世界群ゼノアース〜
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水色のバイザーアイが光り、右手に握る一本の剣・ブレードガンナーを握りしめる。

――その名は『仮面ライダーダークドライブ』。
未来から一条の光として闇の中を走り続ける、正義を胸に秘めた漆黒の疾走者。


片方は黒と銀色のアンダースーツの上に黒い鎧に基盤のように走る赤い模様。
黄金色の複眼に天を指すような猛々しい一本角を携えた仮面の戦士は、その手に持ったクナイ型武器・ゼクトクナイガンを構えている。

――その名は『仮面ライダーダークカブト』。
光り輝く太陽の影から生み出された、光無き世界を駆け抜ける黒き暗黒神。


常人には見えぬ超高速の世界でお互いの刃をぶつけあい、切り結ぶ。
ダークドライブが発動した新型エンジン"コア・ドライビア-A"を応用した超加速で、ダークカブトの有する時間流にのった超高速能力・クロックアップを対抗していく。

「ようやく、慣れてきたぜ」

「速い!? クロックアップに対応できるヤツが他にもいるなんて……ぐあっ!?」

ブレードガンナーから繰り出された斬撃を受け、ダークカブトは地面へと転がる。
超高速の世界から帰ってきたダークドライブはゆっくりと歩みながら言葉を投げかけた。

「おい、いい加減退いてくれないか? お互い消耗したくはないだろう?」

「……生憎、オレには戦う理由がある。どうしてもやり遂げなくちゃいけない理由がオレにはある!」

ダークドライブの提案を蹴ったダークカブトは天へと向かって手を掲げた。
すると、バチリと電撃音が響いた途端に巨大な剣を模した昆虫型メカ・ゼクターが出現する。
何かがまずいと思ったダークドライブは咄嗟にバックステップで離れ、その瞬間大剣を握ったダークカブトの雰囲気が変わった。

「ついて来いよ。ここからが本気の速度だ」

大剣型のゼクター・パーフェクトゼクターをゼクトクナイガンと共に構えたダークカブトは再びダークドライブへと立ち向かっていく。



――某所。

何処かの廃れた遊園地にて蔓延る、無数に蔓延る仮面ライダー達。
量産型仮面ライダー"ライオトルーパー"達はたった一人の相手に苦戦を強いられていた。

「出番だ、グリム兄弟!」

【カイガン!グリム!】
【心のドア!開く童話!】

「ハァ!!」

韻を踏んだような電子音声と共に、空中に浮かぶのは"パーカーゴースト"と呼ばれる浮遊するパーカーを模した偉人の英霊達。
その中の一体・グリムパーカーゴーストは呼び出した本人へ憑りつくように装着し、両肩に装備されたペン型の武装・ニブショルダーを展開。
伸縮自在なエネルギーチューブとペン先型の鋭利な金属体で構成されるそれを振るい、ペンのような先端からは文字のような光のエフェクトを出現させると、ライオトルーパー達
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