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拝啓、あしながおじさん。 〜令和日本のジュディ・アボットより〜
第3章 高校3年生
夏休み、ワーカーホリック
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 おじさまからの手紙も、久留島さんからの連絡も間に合わなかったみたいですね。よかった。
 消印でもお分かりの通り、わたしは埼玉にあるさやかちゃんのご実家に来てます。今日で五日目。
 さやかちゃんのご家族はみんな優しいし、毎日楽しくのびのびと過ごしてます。映画を観に行ったり、プールへ泳ぎに行ったり。
 今日は花火大会なので、もうすぐ花火が上がるよってさやかちゃんが呼んでます。それじゃ、また。
 でも、純也さんと仲直りするタイミングを(のが)しちゃったかなって、ちょっと悔やんでます。こっちから連絡して、謝った方がいいのかな……?
 学校の寮に戻ったら、わたしから一度メッセージを送ってみようと思います。        かしこ

八月二十四日        さいたま市・牧村家にて   愛美』

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