暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第145話 三虎との出会い!アカシアの家族の団欒!
[11/11]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
事を零蝶にも話そうとした、だがペアを始めとした『ブルーニトロ』は零蝶とグレートレッドを警戒していた。彼らとの話し合いの機会を無くすわけにはいかなかったアカシアは仕方なく秘密にしたのだ。


(きっとアカシアには考えがある。我は我のできる事をするだけ)


 零蝶はアカシアを信じると決めてこれ以上は聞かない事にした。自分はいずれ来るであろうE×Eの刺客達に対抗できるように力を付けておくのに集中しようと思ったからだ。


「帰ったぞ」
「あら、レッド。お帰りなさい」


 そこにグレートレッドが帰宅して顔を見せる、大男の登場に三虎は驚いた。


「決着はついたのか?」
「ああ、俺の負けだ。デロウスは強かった、だが意気投合して友になったぞ」
「そうか」


 零蝶にそう聞かれたグレートレッドが自分が負けたと答えた。グレートレッドはこの最近竜王デロウスに勝負を挑んでいた、結果は自身の敗北だったが馬が合ったのか親友になったらしい。


「レッド、新しい家族の三虎だ。仲良くしてあげてくれ」
「そうか。俺はグレートレッド、レッドとでも呼んでくれ」
「ど、どうも……」


 アカシアの紹介にグレートレッドは三虎に握手を求めた。その大きな手に三虎はちょっとビビるがちゃんとそれに応じた。


「レッド!久しぶりだな!一体どんな戦いをしてきたのか教えてくれよ!」
「それよりもこの前の戦いの続きをしようぜ!今度こそ俺が買ってやるぜ!」


 一龍と二狼は久しぶりにグレートレッドに会えて嬉しそうに駆け寄った。


「むう、あまり調子に乗るな。グレートレッド」
「なぜお前はそんなに不満げなんだ、零蝶……」
「三虎は我の味方、だよね?」
「えっ、えっ……?」


 そして零蝶は不機嫌になり三虎も巻き込まれて困惑していた。


「フローゼ、色々不安はあるがあの子達が明るく生きられるような未来を俺は作りたい。だから最後まで着いてきてくれるか?」
「ええ、勿論よ。アカシア」


 二人はそんな光景を見て必ず良い未来にしてみせると意気込むのだった。


[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ