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るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
第五話 海にグラウンドにその十二

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「どうにも」
「全くだな」
「それも凄いな」
 銀太と八角も思うことだった。
「皆気付いてると思ったら」
「気付かない人達もいるんだな」
「まあそんな人もいるだろ」 
 弁天は特にこだわることなく述べた。
「だから気にすることねえだろ」
「そうね、それで今からね」
 おユキはその弁天に話した。
「西瓜割りはどうかしら」
「いいな、じゃあ西瓜出してな」
「西瓜割りをしてね」
「その西瓜喰うか」
「そうしましょう」
「西瓜ならあるぞ」
 浜茶屋の親父が早速一個丸ごと両手に出して言ってきた、身えばかなり大きな西瓜であり美味そうである。
「何個もな」
「それは有り難いけれどね」
 朱美は親父にそれでもと言った。
「その西瓜ちゃんとした西瓜だよね」
「中身は入っておるぞ」
「それならいいけれどね」
「これを投げてじゃ」
 親父はさらに言った。
「見せの前に行く人の頭にぶつけてじゃ」
「気絶させて中に引き込むんだね」
「ついでに当てた西瓜を売りつける」
 親父は左の人差し指を立てて話した。
「その為の西瓜じゃ」
「やっぱりえげつない真似してるね」
「他にも水槽を用意してな」
 親父はさらに言った。
「そこで魚が獲り放題、どうじゃ」
「この水槽かよ」
 犬夜叉は丁度店の傍にある学校のプール程の広さのそれを見た、そこには確かに多くの魚が泳いでいるが。
「鮫いるぞ」
「カジキもいますな」
 弥勒はその魚を見た。
「これは危ない」
「これシビレエイだろ」
 七宝はその魚を見た。
「入ったら危ないぞ」
「うむ、わしの知り合いの人達だ」
「危ない魚達だろ」
「そう言うかも知れんな」
「おじさん、いい加減アコギな商売止めるっちゃ」
 ラムは親父に腕を組んでむっとした顔で告げた。
「前にもこうしたことやってたっちゃ」
「前にもですか」
「そうっちゃ」
 アンジェラにその通りだと答えた。
「おじさん学校でやってたっちゃ」
「酷いですね」
「そこからさらにだったのよ」
 しのぶも言ってきた。
「皆お魚獲ったらタツノオトシゴの着ぐるみ着て奪い返そうとしたのよ」
「本当に酷いですね」
「この人こんなことばかりするのよ」
「それで今回もやるとはな」
 さくらもどうかという顔であった。
「懲りないものだ」
「鮫とカジキとエイは何とかするか」
 こう言ったのは殺生丸だった。
「それからだな」
「あこぎな商売は許せないよな」
「無論だ」
 りんねにその通りだと返した。
「私が相手をしよう」
「鮫とカジキとエイは海に返して」
 りんが殺生丸に言った。
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