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仮面ライダータオ
急:往け、我がライダー道!
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ダーの元へ向かおうとした。



〜〜〜〜〜


その頃、アイアンライダーとGポーター。
爆走するGポーターの上でアイアンライダーは襲い掛かってくるモールイマジンの対応に追われていた。
自慢の鉄拳で殴り飛ばし、車体から落としていくが、それでも向かってくる相手に辟易していた。

「こいつら、しつこい!」

「くるよ!」

「いるよ!」

「まだまだくるよ!」

「本当にしつこいっ!」

車体の屋根に降り立ったモールイマジン達をアイアンライダーは一騎に相手どる。
向かってくるモールイマジンの頭部を掴み上げ、別の個体のモールイマジンへ思いっきり投げつける。
だが、3人の時より多い人数に次第に押され始める。

「隙あり!!!」

「しまっ……」

他のモールイマジン達に気を取られて、背後に回った他のモールイマジンからの攻撃を受けようとしていた。
気づいたときにはもう既にモールイマジンの鉤爪が振り下ろされた……。


【Change Up】

「ライドルビュート!」


その直前、遠くから放たれたロープ状の鞭が不意打ちを仕掛けようとしていたモールイマジンを叩き落とした。
いったい何が起きたのか……一瞬戸惑うアイアンライダーの元へ一人の仮面の戦士が現れる。
その戦士――タオはライドルを変形させた鞭形態・ライドルビュートを構えて、残りのモールイマジンを叩き落としながら合流を果たした。

「お待たせしました!」

「その声って……お前、本当にライダーだったのかよ!」

「ハイっす! 仮面ライダータオ! 助太刀します!!」

『だから言おうとしたじゃないですか。龍李君、ちゃんと認可の降りた外部の仮面ライダーだって』

「……すまん」

どうやら本当に仮面ライダーだった模様にアイアンライダーはタオや有瀬に対して申し訳なさそうな表情を浮かべた。
だが当のタオは迫りくるモールイマジンへと目を向け、ライドルビュートを構えてアイアンライダーに叫んだ。

「行きますよ! 先輩!」

「たっく、考え改めないとな……おっしゃあ! いくぞ!!」

タオとアイアンライダー、二人の仮面ライダーは共に並び立ち、迫るモールイマジンを迎え撃った。
タオはライドルビュートを交えて拳や蹴りによる接近戦の攻撃を。
アイアンライダーは自慢の鉄拳によるパンチをお見舞いしながら。
それぞれの得意な戦い方でなぎ倒していく。
共に背中を守りあうダブルライダーに向かうところ敵なし。
数の有利をもものともしない連係プレイにモールイマジンは困惑していた。

「な、なんて強さだ……!!」

「へっ、どうだ見たか? ライダーの恐ろしさってのをな」

「さぁて、一気に決めますか!!」


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