第九話 助手を巡って
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..」
ホシノ「はぁ...」
ホシノ「おじさんさぁ、君みたいな大人がいちばん嫌いなんだよね。」
「そうですか、それでは」
私は逃げようとする。しかしホシノさんがそれを阻止してくる。
ホシノ「なんで逃げるのさ」
先生「ほ、ホシノ...三隈君が嫌がってるから...」
ホシノ「先生は黙ってて!」
先生「ご、ごめん...」
先生もホシノさんの前では無力か...
だが私はなんとしてでもアビドスには行けない。
行ったら死ぬ、殺される。そんなの誰だってわかる。
だけど先生は気づいていない。
「ホシノさん残念ながら貴方の要求は飲めません。」
ホシノ「そっか...」
ホシノ「じゃあ、ちょっと眠ってて?」
その時後頭部を誰かに殴られる。私はそのまま意識を失ってしまうのだった。
~~~アビドス高等学校~~~
「うーん...」
目が覚めた、拘束されているのか...手足をロープで縛られて椅子に括り付けられている。
セリカ「あ、先輩!目覚めたよ!」
そう言うのはたしか...セリカさんだったか...?
その時奥から1人こっちに来る。ピンク髪の髪に特徴的なオッドアイ。間違いない小鳥遊ホシノだ。
ホシノ「うへ、ごめんね?でも君が悪いんだよ?」
「なぜ俺を殺す?」
ホシノ「それはね?君が先生と仲良くしてて気に入らないからだよ」
なんだ、どうやらバレた訳では無いみたいだ。
でも嫉妬か...女ってのは怖いな。
小鳥遊ホシノは私の額に銃口を向けてくる。
ホシノ「悪く思わないでね」
あぁ死ぬのか、まぁ、我が生涯に一遍の悔いなし。
とでも言ってカッコつけようかな。
私はそっと目を瞑る。すべてを受け入れる為に。
ホシノ「じゃあね」
バァン!
その時、いきなり扉が破壊され大勢の風紀委員が入ってくる。
ホシノ「なっ、風紀委員会...?」
ヒナ「三隈勇吉さんの身柄を引渡しなさい。」
ホシノ「三隈...あぁ助手君の事か、無理だよ」
ヒナ「そう...貴方と敵対したくなかったのだけど」
ヒナ「仕方ないみたいね、やりなさい」
風紀委員長がそう言うと風紀委員達が一斉に部屋にいたアビドスの面々を拘束する。
ホシノ「くそっ!なんでいっつもいつも邪魔ばっかり...!」
ヒナ「目標の身柄を確保、連れていきなさい」
私は再び眠らされるのだった
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