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蒼き夢の果てに
第1章 やって来ました剣と魔法の世界
第3話  桃花
[後書き]

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 魔法の解説の続き。

 尚、主人公は、この第3話の段階では、ハルケギニアの魔法知識は有りません。
 つまり、彼は、ハルケギニアの魔法も、精霊と契約を結んだ上で、精霊の能力を借りて発動させる精霊魔法だと思っています。

 コモンマジックは、一種の超能力です。
 その理由は、自らの精神力のみで発動する魔法ですから。
 マジック・アローはサイコ・ブラスト。ブレイドはサイコ・ソードと呼ばれる超能力系統の攻撃呪文だと思われます。

 召喚系の魔法については、ハルケギニアのルールに縛られる特殊な魔法ですから、解説は差し控えさせて頂きたく思います。

 次。第2話で言及されていた、主人公が所属していた退魔組織とは、水晶宮(竜宮)の事です。
 官が運営している組織は、陰陽寮に端を発する組織から、旧幕府系……つまり、国津神系の組織(明治維新の際に、新政府に取り入る事が出来なかった連中)。そして、西洋の魔術結社などが色々と存在する世界だと思って貰えたら間違いないです。

 もっとも、異世界の人間が、この物語に直接関わって来る事は……。

 現代社会関連の話は、その内に公開する予定の『ヴァレンタインから1週間』(仮題)の方に関わる設定です。更に、この話の主人公は、『蒼い夢の果てに』の異世界同位体。

 それでは、次回タイトルは、『爆発魔法の使い手』です。

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