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故郷は大空にあり
第十八話 地方と敵
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「ヘリの燃料入ったよ。」

長野へは、羽田から都心に向かった時ど同様のヘリを使う。
車などで行くよりも、ヘリで言った方が早い。
ヘリの燃料タンクめいっぱいに燃料を入れ、
エンジンを起動させる。

全員が1機のヘリに乗り込み、地面から離れる。
今回は1機に全員が乗り込む。
まだ周りが明るく、太陽の光が眩しい。
ヘリの側面にドアが着いていた。前回とは違うが、改造したのだろうか。

「ん〜、提督〜、眠いな〜」

F/A18が私へ寄りかかるとそう言った。
私は、ゆっくり子守唄を歌ってあげた。

「そんなので寝れるわけないよ、提督」

「そうかな〜…じゃあ、はい」

F/A18の頭を私の太ももに置き、ゆっくりと頭を撫でてあげた。

「ん〜…気持ちいい」

頭を撫で続けてあげると、私すら眠くなってきてしまった。
何故だろう…コーヒーを飲んだはずなんだけどな…

一方その頃。

「上がり〜!」

「あ゛あ゛あ゛裏切り者〜」


F15Sが持ち込んだトランプで、パイロットであるEF-2AとF-2、
寝ているF/A18と提督を除いて。

「やっぱり大富豪は楽しい。」

「はい、じゃあ配るよ〜」

長野に着くまでの間、みんなは楽しい時間を過ごした。
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