第十八話 地方と敵
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初
──────────────────
「ヘリの燃料入ったよ。」
長野へは、羽田から都心に向かった時ど同様のヘリを使う。
車などで行くよりも、ヘリで言った方が早い。
ヘリの燃料タンクめいっぱいに燃料を入れ、
エンジンを起動させる。
全員が1機のヘリに乗り込み、地面から離れる。
今回は1機に全員が乗り込む。
まだ周りが明るく、太陽の光が眩しい。
ヘリの側面にドアが着いていた。前回とは違うが、改造したのだろうか。
「ん〜、提督〜、眠いな〜」
F/A18が私へ寄りかかるとそう言った。
私は、ゆっくり子守唄を歌ってあげた。
「そんなので寝れるわけないよ、提督」
「そうかな〜…じゃあ、はい」
F/A18の頭を私の太ももに置き、ゆっくりと頭を撫でてあげた。
「ん〜…気持ちいい」
頭を撫で続けてあげると、私すら眠くなってきてしまった。
何故だろう…コーヒーを飲んだはずなんだけどな…
一方その頃。
「上がり〜!」
「あ゛あ゛あ゛裏切り者〜」
F15Sが持ち込んだトランプで、パイロットであるEF-2AとF-2、
寝ているF/A18と提督を除いて。
「やっぱり大富豪は楽しい。」
「はい、じゃあ配るよ〜」
長野に着くまでの間、みんなは楽しい時間を過ごした。
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ