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仮面ライダーコウガ〜A NEW AGE HERO〜
EPISODE.01 覚醒
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を渡す。
「第二責任者兼医療担当の菊地幸人です。私は民間協力という形での入隊ですが、チームの生命線ともなる医療従事を担うことになりますので、相応の責任がついてくることは理解しています。グロンギの特殊殺人は一般の医療知識が通用しないことも理解していますが、皆様の命を預かる覚悟でやらせていただきます。」
菊地も挨拶を終え、隣の三十代半ばの女性にマイクを渡す。
「どうも、科学技術担当の檜木玲奈と申します。技術協力のための民間協力ですが、皆様のお役に立てるよう努力していく方針です。どうぞ、宜しくお願いいたします。」
檜木の挨拶が終わり、最後に入室した三十歳手前の男性にマイクが渡される。
「捜査一課出身の櫛田晴也です。まだ駆け出しの身ではありますが、皆様の足を引っ張らないよう頑張らせていただきます。また、人員が不足する事態になった際は協力の要請を行うかもしれませんが、その時は宜しくお願いします。」
櫛田の挨拶が終わり、マイクは再び長官が握る。
「本当はここにもうひとり加わるのだが、こちらが依頼した時点では海外で活動中だったので、帰国が間に合わず紹介ができずに申し訳ない。とにかく、これからのグロンギ事件は彼らレジェンドの主導となる。本チームの結成を称賛する者は拍手を。」
長官の言葉に最初は少なかった拍手も、それが続くと周りに合わせるように室内に拍手が響き渡るようになる。
「以上を以て、本日の会議を終了とする。」
長官の言葉で会議は終了し、各々が会議室から退室していく。
「では、俺達も対策室へ向かいましょうか。」
城ヶ崎はメンバー達を専用の対策室へ案内していった。
グロンギ日本アジト内
-1月29日PM5:28-
「どうやら、アマダムコアになにか変化が起きているみたいだ。」
グロンギのアジトで一際豪勢な椅子に座っている四十代の男性は呟く。
「ゴーラ兄さん、やはりアマダムコアを警察に押収されたのは問題だったのでは?」
三十代半ばの女性が先程の男性、ゴーラに話しかける。
「レジア、騒ぐほどのことではない。何より、アマダムコアが安定しているということは、奴らが制御装置か何かを作ったということだろう。」
ゴーラは自身のことを兄と呼ぶ女性、レジアに質問の返答をする。
「さて、ともなればゲゴガ、わかっているな?」
ゴーラはゲゴガを睨む。
「ええ、押収されたアマダムコアの回収、ですね。」
「ああ。当然、できるな?」
「はっ。」
ゲゴガはロングコートを翻し、行動を開始する。
「さて、最近はゴの連中が増えるどころか、老衰で減っていく一方だし、久しぶりにゲームでも開催するか。」
ゴーラの言葉はアジト全体に響き渡る。
「ゲームか!ズの俺達にも権利はあるのか!?」
一人の男
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