6話 魔王のお家に訪問 後
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に思っていると青年は俺達を一目見た後、スタスタと部屋から出て行ってしまった。
何だったんだあれ?
「よかったな少年。どうやら君は私の夫に気に入られたらしい」
「へ……夫?」
「客人に突然何を言い出すのですか!それに主と貴女は結婚していないではないですか!!」
「そうね、第一婦人は私だものね」
「エリカ!?貴女まで何を言って……」
……。
美人・美少女な彼女達が言い争う光景は、爺ちゃんが巻き起こす修羅場を俺に思い出させた。
もしかしてガウルの言っていた大魔王ってハーレム大魔王という意味だったのだろうか?
ちなみにこの光景はメイドさんがお茶を持ってくるまで続いた。
☆☆
アリアンナがお茶を用意してくると言って廊下で別れた後、客間の前でリリアナと合流
した俺は、客間で適当に客人の相手をし客間から自室に逃げ出した。
自室に篭った俺は自室のイスに座り、思考する。
日本から届け物に来たという少年。
彼の手にあった石版には眠りに入る前の俺が殺した神、ウルスラグナの気配がした。
奴は戦いの神だ、あいつがエリカの部下の報告にあった
『まつろわぬ神』なら100%この島で戦いが起こる。
目的は俺との再戦か、それとも別の神との戦いかはわからない。
だが、この島が無事ですまない事は確実だ!
……というわけで。
速攻で逃亡の準備じゃーーーーー!!
「ぷい?」
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