五話 チーム、ケルベロス結成(中編)
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ガンダムヘビーウエイト』名の通り遠距離実験機体であることを生かして、動きを阻害するレベルの巨大なバッテリーを肩から足元にかけて装着、これを利用したレールガンを専用武装として持ちます。」
ガンダムの身長に並ぶ砲身が、その異様さに拍車をかけていた。
「参考映像を見れば分かりますが、この銃そのものに別枠でバッテリーが存在し、それを余計にガンダムに持たしているのは、砲身に圧力や電圧をかけても破砕しないよう、フェイズシフト処理をおこなっているからです。一見無駄に見えますが……」
スクリーンに映った目の前の巨大なデブリが、レールガンの一撃で粉砕されていく。
「足は飾りです、四方のスラスターでキャタピラと同じように移動できると思います。愛機を持ってきてもらったのは、自分の関係した機体系列にダウンロードしている、『学習型コンピュータアプリ』を使って、ガンタンクからデータを引き抜いてガンダム内に落とすためなので、ソンネン先輩なら慣らし運転でどうにかなります」
最後に、とジョンはこの言葉で締めた
「勝ちましょう、お偉方のためとかではなく、我々が自身の未来を勝ち取るために」
その言葉に、二人も力強く同意してくれた。
中編 了
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