暁 〜小説投稿サイト〜
 作者(リョウヘイ)が好きな作品のキャラでエッチな話を書いていく。
戦場のヴァルキュリアのセルベリアがカールと逃亡して子作りする話。
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side:セルベリア


 私の名はセルベリア・ブレス、東ヨーロッパ帝国連合軍に所属する軍人だ。


 私はかつて母国を帝国に侵略されて謎の施設で実験体として過酷な毎日を送っていた、そんな私を救ってくださったのがマクシミリアン様に救われて以後あの方に忠誠を使い戦いの日々を送ってきた。


 私の生きる意味はマクシミリアン様の武器となり戦う事……あの日までそう信じていたんだ。


 私は現在ガリアを進行する作戦に参加している、そんな中ある日マクシミリアン様に報告書を持っていこうとしていた時だった。見慣れない白衣の男を目にしたんだ。


 だが私には分かった、あの男はあの施設の関係者だとそう感が告げたんだ。身震いする体に喝を入れて何とか動かす。

 
 なぜあの施設の関係者がこんなところに……?私はそう思いながらこっそりとその男の後を追った。


 そしてその男はマクシミリアン様がいる部屋に入っていた。私は怪訝に思いながらもそっと扉を開けて中を見る、そこには白衣の男から何か資料を渡されてそれを見るマクシミリアン様の姿があった。


「……なるほど、新たなヴァルキュリアの力を持つ者は現れぬか」
「申し訳ございません」
「構わん。それよりも例の装置は?」
「開発は順調に進んでおります。そう言えばあの女の調子はどうですか?」
「セルベリアか?余の武器として大層働いてくれているぞ」
「それは良かった、あの女を育てた甲斐があったというものです。これの全て陛下が資金援助をしてくださるお蔭で……」
「当然の事だ」


 私は信じられなかった、あの地獄から救い出してくださったマクシミリアン様……いやマクシミリアンがあの施設と繋がりがあったなんて……


 気が付けば私は自室に戻っていた、恐らく無意識にここに戻っていたのだろう。そのままベットに倒れふせる。


「……私は何をしていたんだろうな」


 忠誠を誓った人が私を地獄に送り込んだ関係者だった、私はもう何を信じて戦えばいいのか分からなくなってしまった。


「このままあの男に使われる位なら……」


 最早マクシミリアンに対して忠誠など無い、いっそこの場で自決してしまおうか。そう思い銃に手が伸びるが……


「失礼いたします、大佐……って何をしているんですか!?」
「カール……」


 そこに部下のカールが部屋に入ってきた、そして私を見て目を見開き銃を取り上げて私の肩を掴んだ。


「大佐、どうなされたんですか!?顔色も悪いし……なにかあったのですか?」
「カール……私はとんでもない愚か者だった」


 私はカールに自身の事を話し始めた。カールは唯の部下ではなくプライベートでも話したりしている仲だ、最
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