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故郷は大空にあり
第二章 ミッションEX : 肩にある傷
第十七話 点ではなく面で。
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呼んでくれ、しばらくここで支援する。」

敵を目視で視認する。

「3.2.1で撃つよ、EF-2A」

「了解」

「3.2.1!」

ダァン!ダァン!
ダダダダダ

薬莢が排出され、カランカランと音を立てる。
正面にいる敵はそこまで驚異でもなかった。

yak-131の操るスナイパーライフルは、攻めてくる敵をどんどんと倒して言った。
市街地での戦い。それは、とても複雑な戦いだ。街づくりの構造、場所、隙間。
戦車だって、万能じゃない。小回りの聞く戦車関係なく、常に狙われる存在だ。
装甲天蓋も見やすい。だから、戦車だって市街地だと弱点が沢山ある。
その全てを覚えていないとすぐやられる。色々な建物を使える以上、防衛側が圧倒的に有利なのだ。

「yak-131、ビル2つ左!敵スナイパー!」

「了解!」

スナイパーには、俊敏な判断力、多くの体力、他にも色々な事が必要。
観察力だって必要だ。敵を観察し、いつ撃つべきか、そんな判断が多くある。
素早い対応をしなければ、味方がやられる。至極当然のことだ。
だが、それに適応するには、多くの時間が必要だ。
そう考えればyak-131は、よく訓練されたスナイパーだと言える。
「EF-2A、敵の意識がヘリに向いてる。今のうちだ。」

手榴弾のピンを引っこ抜き、敵に投げつける。
わずか数秒後、手榴弾が爆発し、金属片を敵に撒き散らす。

「F/A18、左のビル制圧。」

「クリアリングはできてる。」

「よし、このままいくよ」
───────────────
私たちは、これから数日お世話になるホテルに着いた。
ホテルは東京よりからは少し遠く、深海棲艦の勢力範囲外だ。

「ここか…」

少し離れたところにはあるとはいえ、高いホテルだ。
私たちはホテルに入り、部屋に入った。
提督と私、EF-2Aとyak-131、SU30単独、F15CとF15Sだ。
SU30が少し可哀想だが、よく遊びに来るだろうから問題ない。
キット。
なれない暮らしだが、頑張ろう。
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