第二百十一話
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第二百十一話 どんどんプレイして
小田切君は攻略本を友達にしつつファミコンのRPG、ドラゴンクエストや女神転生、ヘラクレスの栄光にだ。
ウィザードリィとファイナルファンタジーもプレイしてだ、そうしてそのうえで博士に言うのだった。
「面白くて」
「夢中になるな」
「はい、今見ると本当にです」
小田切君はさらに言った。
「画面も音楽もまだまだで」
「内容もな」
「今のゲームと比べると」
それこそというのだ。
「未熟です」
「そうであるな」
「ですが」
それでもというのだった。
「面白いです」
「そうであるな」
「ですから夢中になります」
小田切君自身こう言った。
「まさに」
「そうじゃ、今小田切君がプレイしているのはな」
そうしたゲーム達はというのだ。
「RPGの原点じゃ」
「ドラゴンクエストもそうで」
「ウィザードリィ等はじゃ」
このゲームはというと。
「まさにRPGのな」
「原点ですね」
「左様、ウルティマと並ぶな」
「ウルティマもありますね」
「それはパソコン版で言うとシナリオVじゃ」
それになるというのだ。
「パソコンではTとUも出ておってな」
「ファミコンでは出ていないですか」
「そうじゃ」
「そこはそうなっているんですね」
「しかしな」
博士はそれでもと話した。
「ファミリーコンピューターでもじゃ」
「出ていて」
「そしてじゃ」
そのうえでというのだ。
「プレイ出来る」
「じゃあ後でプレイさせてもらいます」
小田切君はウルティマのソフトも見て話した。
「そうしていいですね」
「存分にな。そちらの攻略本もある」
「それじゃあ」
「ではウィザードリィをな」
「やっていきます」
RPGの原点と呼ぶべきそのゲームをだ、博士に応えつつそのうえでプレイしていくのであった。
第二百十一話 完
2024・10・20
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