第62話
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。
「…………はい。直接見たわけじゃありませんが…………FIOの高感度センサーが未登録人物の侵入を感知したんです。」
「あの七面倒くせぇカードも使われてねぇって話だったな?」
「こちらで採用されている警備システムは容易に潜り抜けられるものではないかと。誤作動の可能性も――――――ザイファベースの導力ドローンならば考えにくいでしょうし。」
「FIO,確カニ感知シタ。」
リゼットの推測に同意するようにFIOが答えたその時大学の入り口付近に”何か”が移動したことに気づいたヴァンは表情を引き締めた。
「場合によっちゃ、昼には見えてこなかった手がかりなんかも見えてきそうだ。――――――アンタたちも一応手伝ってもらうがくれぐれも気を付けてくれよ?」
「こちらの心配は要りません。FIOとXEROSもいますしね。」
「よ〜し、はりきって行きましょうね〜。」
「BOW。」
「索敵モードニ移行スル。」
「…………微妙に緊張感ねぇな。」
「あはは…………」
ヴァンの忠告に対してカトルが答えた後エスメレー准教授達はそれぞれ意気込みを見せ、その様子を見て呆れた表情で呟いたアーロンの言葉にフェリは苦笑していた。
その後警備員達に事情を説明して大学構内に入ったヴァン達が二手に分かれて構内を探索していると”何か”を見つけたXEROSが”何か”を追い始め、ヴァン達もその後を追っていくとXEROSは”何か”に乗っていた。
〜構内〜
「GRRRR…………BOW!」
「くっ…………待ちなさい、降参よ、降参!」
”何か”に乗ったXEROSが吠えると”何か”は声を出した後ステルスを切って姿に現すと女性が姿を現した!
「女の人…………?見覚えがあるような、ないような…………」
「ハン、マフィアか例の痴女あたりかと思ったが。」
女性を目にしたフェリが首を傾げている中予想外の人物にアーロンは困惑し
「はあはあ…………あれ〜、誰ですかその人?」
「…………大学関係者でもなさそうですね。」
カトルと共にヴァン達に追いついたエスメレー准教授の反応を目にしたリゼットは女性は大学関係者でないことを悟った。
「…………やれやれ、可能性くらいは考えてたが。キンケイドの部下か――――――名前は聞いていなかったな?」
「…………あ…………」
「なるほどな。スカシ眼鏡のパシリってワケか。」
「だ、誰がパシリよ…………!」
一方女性に見覚えがあるヴァンは溜息を吐いて呟き、ヴァンの言葉を聞いて女性がGIDの関係者であることに気づいたフェリは呆けた声を出し、アーロンの推測を聞いた女性はアーロンを睨んだ。
「…………?
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