暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第144話 出会いの連鎖、狼に育てられた少年と赤いドラゴン
[1/11]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
オーフィスが一龍と出会い零蝶という新しい名を貰って数年が過ぎた。一龍も成長して喋れる年にまで成長した。
「零蝶姉ちゃん!抱っこして!」
「承知した」
零蝶は一龍を抱き上げて高い高いする。
「姉ちゃん!いつものあれやって!」
「分かった」
零蝶は一龍をしっかりと掴むとそのまま凄い勢いでジャンプした、大体1500mは高度を上げただろう。
「すっげー!お空が手に届きそう!」
一龍は大はしゃぎで喜んでいた。
一龍はアカシアとフローゼ、そして零蝶の愛情を受けてすくすくと成長していた。最近はアカシアや零蝶に稽古を付けてもらっておりいずれはアカシアのような美食屋になることを夢見ていた。
「二人とも〜、そろそろお昼ご飯にしましょう〜」
「あっ、母さんだ!」
家からフローゼが顔を出して二人を呼び寄せた。すると一龍は一目散にフローゼの元に向かい抱き着いた。
「あらあら、一龍は甘えん坊ね」
「へへっ、母さんのハグはあったかくて好きだぜ。ぎゅ〜」
一龍を優しく抱きしめるフローゼ、そんな二人を零蝶は羨ましそうに見ていた。
「零蝶、貴方もいらっしゃい」
「ん!」
フローゼに手招きされた零蝶は凄い勢いで彼女に飛びついた、だがフローゼが怪我をしないように力は弱めている。
「さあ、今日のお昼ご飯は『ホルモン貝』と『アーモンドキャベツ』をたっぷり入れた『ヤギそば』の焼きそばよ」
「わーい!やったー!」
「ん、我も楽しみ」
二人はすぐに家に上がって手洗いとうがいをして食卓に向かった。
「この世の全ての食材に感謝を込めて……いただきます」
「いっただっきまーす!」
零蝶と一龍は手を合わせて合掌する、そして焼きそばに箸を入れて口に運んだ。
まず香ばしい焼きそばの麺を咀嚼する、モチモチとした触感にソースの味付けが舌に広がっていく。そこにアーモンドキャベツのザクザクとした触感とホルモン貝のプルンとした肉厚な実が触感のハーモニーを奏でていく。
「うんめ〜!ホルモン貝の焼きそば、最高〜!」
「フローゼの料理は相変わらず美味しい、箸が止まらない」
山盛りに盛られていた焼きそばを二人はあっという間に胃袋の中にしまってしまった。
「ご馳走様!姉ちゃん、食後の運動で勝負しようぜ!」
「こら、食べたばかりで動かないの。体に悪いでしょ?」
「は〜い……」
一龍はやんちゃな性格だ、とても甘えん坊で遊ぶのが大好きな子供らしい性格だった。だがフローゼの言う事は素直に聞く良い子でもある。
「ただいま」
「あっ、父さん!お帰りなさい!」
する
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ