暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRYTAIL〜星の王子様〜
第1話〜お嬢様と使用人〜
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載っている週刊紙を見るとルーシィは

「ママと同じ魔導師にあたしはなる!」

ルーシィは、母と同じ立派な魔導師となるべく、お嬢様という枷を外し新たな旅に出ることを決意するのだった。

使用人ヨゾラにとっては何気ない1日。

お嬢様ルーシィにとっては新たな1日が始まるのだった。



ヨゾラはルーシィの部屋をあとにしたあとハートフィリア家の長ジュード・ハートフィリアの部屋に寄っていた。

「それじゃあ、旦那様行ってきます」

「必ず、コーネリア殿に渡すのだぞ」

手紙とルーシィの写真を渡された。

「ルーシィお嬢様の写真?」

綺麗なドレス姿のルーシィの写真を見て、ヨゾラは不思議に思う、それはそうとルーシィお嬢様は美しくなられた、母のレイラ様に似てきたと。

「お前には関係ないことだ。しっかりとお前の役目を全うしろ」

ジュードは無駄話はせず、役目だけを告げる。

「わかりました。それでは旦那さま失礼致します」

ヨゾラはジュードに叱られる前に部屋を後にしてクロッカスに向かうため最寄りの駅へと向かい歩き出す。


その途中、同じ使用人である。スペットさんと出会う

「おや、ヨゾラちゃんどこかに行くのかい?」

「師匠!!旦那様に頼まれてクロッカスに行ってきます!」

スペットさん、子供の頃に使用人となったヨゾラに使用人としてのスキルを叩き込んだベテラン使用人の老婆である。

ヨゾラもスペットさんを師匠と呼んで慕っている

「クロッカスかい?なら鉄道を使うんじゃろ?酔い止めを持っていきなさい」

ヨゾラは幼少の頃より極度の乗り物酔いで酔い止めを飲まないとオロロしてしまいダウンしてしまうので酔い止めの薬がないとダメなのである。

「忘れてた!」

「まったくしっかりしなさい。それで、買い出しか何かかい?」

「いや、旦那様のお使いでコーネリア様に荷物を届ける役目を」

スペットさんは、少し考えて

「そうかい……コーネリア様と言えば、クロッカスの名家のアルバルト家の当主だね」

コーネリア・アルバルト、クロッカスの名家の若き当主であり、かなりの魔法の使い手で魔導師としても有名である。

「へぇー、凄い人なんですね」

「もしかしてお嬢様の写真とか旦那様に渡されたのかい?」

スペットさんは眉間に皺を寄せながら聞く

「あんまり人に言わないようにと言われましたが、旦那様からの手紙とルーシィお嬢様の写真を渡されました」

ヨゾラの言葉を聞きスペットは少し驚いた表情をして

「そうかい……なら、早く行きなさい。コーネリア様に失礼がないようにね」

「わかりました!師匠クロッカス土産買ってくるで楽しみにしていてください………俺はこの
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