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神々の塔
最終話 誓い合う心その三

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「今は内政とな」
「戦力回復に務めるな」
「それで枢軸とまた戦う」
「騎士団ともな」
「まあ大事なんはこれからや」
 メルヴィルは苦いが冷静な顔で述べた。
「戦力を回復させてな」
「そうしてやな」
「後に備えることや」
「それが大事やな」
「過ぎたことを言うてもしゃあない」
「それでやな」
「これからどないするかで」
 こう中里に言うのだった。
「考えてやっていく」
「そうするしかないな」
「新たに定まった国境は守って」
「領土は増えたしな」
「そっちのこともやりつつ」
 そうしてというのだ。
「今はな」
「軍隊の再建やな」
「幸いそれが可能やからな」
「大きなダメージ受けたけどな」
「それやったらやることや、確かに敗れたが」
 しかしというのだった。
「将兵は殆ど復活出来てな」
「武器、兵器も修理や補充出来る」
「そやからな」
「前向きにやることやな」
「負けた悔しいだけやとな」
 それこそというのだ。
「何もや」
「はじまらんな」
「敗北を受け入れてな」
「これからどないするかやな」
「そや、負けを認めんで悔しがってばかりでも」
 そうであってもというのだ。
「状況はよおならんからな」
「そやからやな」
「ここはな」
 まさにというのだ。
「戦力を回復させような」
「ほなな」
「そしてや」
 リーも言った、十人は食うrマ座を組んでそれぞれの昼食弁当やらパンやらお握りやらを食べながら話している、十人共かなりの量を食べてかつ飲んでいる。
「勢力の総生産は順調にや」
「上昇してるな」
「国民一人辺りの生産もな」
 そちらもというのだ。
「上昇してて国民所得もや」
「よおなってる」
「経済成長率もな」
 こちらもというのだ。
「よおなってるさかいな」
「国家は発展してるな」
「ほなな」
「その発展をやな」
「用いるんや」
「戦力の回復にも」
「そや、国力が上がるとな」
 リーはさらに言った。
「軍隊の維持も戦力の回復も楽や」
「そういうことやな」
「しかも人口も増加していってる」
 こちらもというのだ。
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