第三章
そして桐山霧夜は覚えていられない。
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し。ちゃんと喋るんだーとか思って」
「いや、喋るよそりゃ...。それよかさっさと部室に入らないか?」
「それもそうだね。俺もこの場で立ちっぱなしはきついかな。さっさと椅子座ろう。比企谷たちが一生懸命頑張ってるのを遠くから微笑ましい様子で眺めながらぐだぐだと読書に勤しむんだ。それじゃあ由比ヶ浜さん。ようこそ部室へ」
「お、おう...、桐山は完全に関わらないつもりなのか...。流石だな」
「クズ過ぎるわね...。いや屑に失礼なくらい、最低ね...。更生なんて無理なんじゃないかと一瞬考えてしまったわ」
屑に失礼って。じゃあ俺は何?どこまで落ちぶれればいいの?
...あ、猫のトイレから臭ってくるニオイだった。
× × ×
...と、いうわけで皆さん着席しました。
ちなみに俺は前に座ってた席を由比ヶ浜さんに譲ってしまったので部室の隅っこで待機している。
いつの間にか異常者扱いだー。わーいわーい!これ普通だったら泣いてるぜ!
でも凡人で普通じゃない俺は机の上に足を乗っけてぎーこぎーこしている。
なんでそんなでかい態度とってんだ!偉そうに!...と思われるかもしれないけど、まぁ俺だから。みんな相手にしないし。...異論はないですか?ないですね。
それにしても今月の「歯がない」いいな。このね、友達が少ないとか言いつつハーレム築き上げてる主人公がね、もうお前友達いらねぇじゃん!って感じでもうホントすいません、雪ノ下さん許してください!
雪ノ下がめちゃくちゃ怖い目でこっちを睨み付けてきたので俺は慌てて地面に頭を高速で擦り付ける。今ならよく雑誌の付録でついてた銀はがしを頭で削り取れる気がした。
「桐山くん。私と比企谷くん、そしてあなたも含めて三人で真剣に勝負することになっているのよ?」
「勝負?...ああ、忘れてたよ。そんなのもあったよね。ハハッ、でもそんなんどうでも...いやっ、ダメだった!学校から追い出されることになるんだった!...真剣に奉仕活動に専念させていただきます!」
「気持ち悪いものを見て思い出したのだけれど、そういえば比企谷くんとああ、あと由比ヶ浜さんもF組だったわね」
「気持ち悪いもの繋がりで思い出すなよ...。失礼だろうが!...ってか同じクラスだったのか...」
「小声で言ったからわかりづらかったのだけれど...まさか、知らなかったの?」
あっちゃー。やっちゃたね比企谷。俺も昔は誰にも知られてないことが悲しくて悩んでた時期があったなぁ...。比企谷も知ってるだろ?いまさら慌てても遅い。
「し、知ってるよ」
うわ、比企谷ごまかすの下手!...って、なんか喉乾いた
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