第33話:真実との遭遇
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いは消えた!
「フラウ、行くぞ!あの門をこじ開ける!」
「わかったわ!ばっちり粉砕してくるから見てなさい!」
真上に飛翔したフラウは、そこから流星のごとく門へと突撃した。
轟音が響き城塞の門が吹き飛んだ。
そこから兵士達が、門の前にいる勇者達を避けるようにして城塞の中へとなだれ込む。爆裂魔法 > エクスプロージョン]]!」
敵味方問わず、私達から入り口までの障害物が綺麗に消えた。
おかげで……迷いは消えた!
「フラウ、行くぞ!あの門をこじ開ける!」
「わかったわ!ばっちり粉砕してくるから見てなさい!」
真上に飛翔したフラウは、そこから流星のごとく門へと突撃した。
轟音が響き城塞の門が吹き飛んだ。
そこから兵士達が、門の前にいる勇者達を避けるようにして城塞の中へとなだれ込む。
月鍔ギンコperspective
「どうした勇者、早く立ち上がれ。まだやれるだろう」
「うぐっ……なんなんだこいつ……」
どうやら、あそこで片膝をついておる金色の髪の者がノノ殿が慕い、セツナ殿が忌み嫌った……
「セイン殿おぉーーーーー!」
某の声にセイン殿と思われる男性を見下ろしている男が反応しました。
「この強者の気配、並々ならぬ実力に血肉沸き立つ。もういい。お前達には興味が失せた。自分はあの女と刃を交えさせてもらう」
「おい! 戦っているのは僕だぞ!」
どうやら、セイン殿は眼中に無い模様です。
「雑魚に用はない。どうせやるならきちんと殺せる相手だ」
「何を言って!?」
セイン殿が振り返り、某と目を合わせた。
「誰だお前!?」
だが、既に奴はセイン殿を見ていない様です。
「名は?」
「月鍔ギンコ、侍です」
「自分はデナス」
次の瞬間、刃と刃が合わさった。
剣を合わせる度に火花が散り、衝撃波が地面をなめる。
「勇者でもない者が単身でここまでやるとは。面白い」
「本気でやったらどうだ」
大きく振り抜きデナスを下がらせる。
まどろっこしいのは嫌いだ。
さっさと本気で来い。
「その台詞、吐いた事を後悔させてやろう」
ニヤリとしたでなすが大曲刀の力を引き出す。
剣から根っこのようなものが腕に潜り込み、肩から腕に掛けて甲殻や棘が出現する。
更に胸の辺りまで根は伸び、右の胸に大きな口が出現した。
気配がぐんと大きくなり、空気がよどんだ気がした。
「これで自分のレベルは240となった。もう少し戦いを楽しみたかったのだがな」
「いや、それくらいでちょうど良いです」
「……なんだと?」
次の瞬間、刃と刃が合わさった。
剣を合わせる度に火花が散り、衝撃波が地面をなめる。
「信じられん、これほどのヒューマンがいたとは」
それに引き換え、セツナ殿は既にでなすを見ておりません。
見ているのは……
めぐみ
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