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神々の塔
第九十一話 最後の戦を終えてその五

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「これからの宴はデザートもな」
「盛大に楽しむな」
「ああ、そうしてな」
「戦を終えたことをな」
「喜ぼうな」 
 風呂の中で話した、そしてだった。
 男組はサウナも水風呂も楽しんだ、それは女組も同じで。
 綾乃は今は水風呂に入ってだ、一緒に入っているシェリルに言った。
「いや、これから楽しみやね」
「宴がやな」
「一体何を食べようか」
「そして何を飲もうか」
「そう考えるだけで」 
 それこそというのだ。
「楽しみやわ」
「私もや、是非な」
「これからやね」
「そや、マトンのステーキ食べて」
「そうしてやな」
「ビールもワインも飲むわ」
 どちらもというのだ。
「そうしたいわ」
「シェリルちゃんほんまマトン好きやね」
「ラムも好きやけどな」
 それと共にというのだ。
「マトンも好きや」
「そうやね」
「そしてお酒はな」
「その二つやね」
「私どっちも飲むやろ」
「その時の好みで」
「それで今は」 
 サウナの後で水を浴びて汗を落としてだった、水風呂で身体を清め冷やしつつ綾乃に対して話した。
「どっちもやねん」
「飲みたいんやね」
「まずはビールをジョッキで飲んで」
 そうしてというのだ。
「そのうえでな」
「ワインやね」
「そっちを飲むわ。赤ワインをな」
「マトンを食べながら」
「マトンのステーキをな」
 その料理をというのだ。
「食べたいわ」
「そやねんね」
「そや、そしてな」
「そして?」
「それから他の料理もな」
「食べたいね」
「お刺身とかもな」
「そうそう、お刺身ええね」
 綾乃はシェリルににこりと笑って応えた。
「お魚やし身体にもええし」
「綾乃ちゃん好きやな」
「大好物やで」
「ここに来るちょっと前にもお刺身食べてたな」
「あっ、瑠璃子ちゃん達と一緒に」
「鯛のお刺身食べてたな」
「頭もお吸いものにして」
 そうもしてというのだ。
「楽しんだで」
「そやったね」
「あの四人が釣りしててな」
「めっちゃええ鯛釣って」 
「一緒に調理してやったな」
「食べたで」
「そやったな、それでお刺身も出たら」
 シェリルは話した。
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