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神々の塔
第九十一話 最後の戦を終えてその三

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「オールドファッションがな」
「おお、あれか」
「あれも美味いやろ」
「ああ、それでやな」
「ドーナツ食うんやとな」 
 それならというのだ。
「それをまずな」
「食いたいな」
「そうしたいわ」
「そやな、ドーナツもええが」
 トウェインも言って来た、見れば八人共肩まで湯舟に入っている。
「アイスクリームやろか」
「それが食いたいか」
「わいはな、チョコのな」
 それのというのだ。
「それがええわ、それかソフトか」
「ソフトクリームか」
「どっちかやな、こまさんとかタマゴンさんも好きやしな」
「タマゴンさんってあれやな」
 中里はその名前を聞いて話した。
「昔ファミコンであった」
「デビルワールドの主人公や」
「そのキャラや」
「画面に出て来て食うと得点になったな」
「大好物でな」
「そうやったな」
「それでアイスかな」
 トウェインが今一番食べたいデザートはというのだ。
「ソフトや」
「そっちか」
「そんな気分や」
「そやねんな」
「ああ、それでソフトはバニラや」
 こちらだというのだ。
「それを食ってな」
「楽しみたいんやな」
「デザートはな」
「成程な」
「そう思うわ、トッピングもな」
 これもというのだ。
「やってな」
「楽しみたいか」
「そう思ってるわ」
「パフェあるかしら」 
 アレンカールはこのスイーツを思った。
「それで」
「ああ、パフェか」
「そう、それもね」
「あるやろ」 
 中里はアレンカールにもこう答えた。
「やっぱりな」
「そうなのね」
「自分パフェ好きやしな」
「日本はスイーツも美味しくてね」
 アレンカールは笑顔で話した。
「ケーキも美味しくて」
「パフェもか」
「それで好きになったから」
 だからだというのだ。
「今日の宴ではね」
「パフェを食べたいか」
「デザートにはね」
「それもええな、僕はあんみつをな」
「食べたいのね」
「黒蜜をたっぷりかけてな」
 そうしてというのだ。
「食べたいわ」
「あんみつのいいわね」
 アレンカールはそちらもと返した。
「言われてみろと」
「そやろ」
「ええ、あたい白玉が入っているとね」  
 あんみつにというのだ、あんみつと一口に行っても実に多くの種類があってそれで楽しめるのである。
「特によ」
「好きやねんな」
「そう、そしてね」 
 それでというのだった。
「デザートの時はパフェを食べて」
「その後でか」
「白玉を入れてね」
「黒蜜をかけたか」
「あんみつもね」
 そちらもというのだ。
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