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7月になって、私は期末考査は終えていて、夜になって 智子が訪ねてきた。お母さんが出たのだけど
「あらっ 智子ちやん 珍しいー どうしたの? 水澄ぃー 智子ちゃんよー」と、まだ、洗い物をしていた私に声を掛けてきているのがわかった。
「あのー おばさんにお願いがあって来ました! 水澄はいつも頑張るから ウチはいつも元気をもらっていたんです」
「あっ そうなの? でも この子もいつも智子ちゃんから勇気をもらってたみたいよ お互い 良いお友達よねー」
「ウチ等 中学は別々になってしまって、あんまり会えないけど、ウチは今でも 水澄が頑張っているから、すごいなぁーって思っています。だから、夏の旅行 久々にはしゃげると思って、楽しみにしてたんです。ウチだけじゃぁ無くて、男の子ふたりも・・・。だから、お願いします。水澄をウチ等と一緒に・・・行かせて下さい」と、智子ちゃんは頭を下げていた。
「でも 水澄はねー・・・予定が・・・」
「お願いします もしかして 翔琉と水澄の間のことが・・・でも、ウチが責任持ってウチ等仲間4人で行動するようにします」
「お母さん お願い 私も 智子等と一緒に行きたい! だって 智子は私の親友よ!」
「わかりました 智子ちゃん 水澄のこと あなたを信じて預けます 素敵な想い出 作ってあげてね 良いお友達の仲間として よろしくね」
「やったー」と、私は智子に抱き着いていた。智子ちゃんが帰った後、お母さんが
「水澄 智子ちゃんに頼んだの?」
「うぅん 知らなかった」
「そう 良いお友達ね 水澄の入学試験の時も そうだったわね あの子に頭下げられたら 断れないじゃぁーない」
「うん 一番の親友だものー」
ダイニングで聞いていたお兄ちゃんも
「水澄 良かったなぁー」
「うん やっぱり お母さんは、最後は私のこと 聞いてくれるんだぁー 大好きなんだよー」と、私はお風呂に行こうとしていたのだけど、お兄ちゃんとお母さんは、まだ、何かを話し込んでいたみたいだった。
お風呂から出て、お兄ちゃんの部屋に行った時、
「水澄 良かったな 皆と一緒に 三国に行けるようになって」
「うん 楽しみだなぁー 又 あの美味しいもの食べれる」
「あのさー 水澄の初キッスの場所 だろーぅ?」
「なによー 恥ずかしい! そんなこと・・・」
「そのー 本当に翔琉とは してないのか?」
「うっ してるってぇー? セックスかぁ? してへんってゆうたやんかー 抱き合っただけやー なんやの お兄ちゃん 根に持ってるんか? 翔琉に・・・」
「いや そーやったら ええんやー・・・」と、何かを考えている様子だった。
「お兄ちゃん 私の裸 ほんまは 見た
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