暁 〜小説投稿サイト〜
 作者(リョウヘイ)が好きな作品のキャラでエッチな話を書いていく。
もしもアキラとニコが恋仲になってエッチをしたら。
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side:アキラ


「お願いパエトーン!今月もかなりギリギリなの!もうちょっとだけ待ってくれないかしら?」


 僕はアキラ、新エリー都でレンタルビデオ屋を経営してる普通の一般人だ。だが実際はホロウと呼ばれる危険地帯をナビゲートする『プロキシ』という裏家業もしている。


 自慢じゃないけど伝説の『パエトーン』と呼ばれ多くの実績と信用を持っていて仕事も沢山あった。


 もっとも今は事情があって前のアカウントが使えなくなり仕事も減ってしまったので収入がカツカツになっちゃったんだけどね。


「はぁ……確か先月に来月でまとめて返すって言ってたよね、ニコ?」
「うっ……そうなんだけど前の仕事でちょっとやらかしちゃってディニーを使っちゃって……」


 目の前の長いピンク色の髪をツーサイドアップにして大きな胸を揺らしながらあたふたとしている女性……ニコ・デマラは今日も相変わらずだった。


 今日は人の出入りも少なくヒマをしていたら急にニコが来て騒ぎ始めた。話が長くなりそうだったので臨時休業にして彼女をスタッフルームに招き入れた、そして始まったのがツケの支払いの延長のお願いだったわけなんだ。


「ねえお願い!本当に今月はヤバいの!このままだとアンビーたちに支払う給料すらなくなっちゃいそうなの!」
「僕としてもどうにかしてあげたいけど僕達もカツカツだからさ、せめてこれぐらいは払ってくれないかな?」
「うう、そんなに払ったらあたしの給料が……!」


 涙目で頭を抱えるニコ、彼女は実力もありカリスマも本物なのだが唯一の欠点が経営のセンスがなくお金遣いが荒いってところだ。


 まあそれが自分の為でなく邪兎屋のメンバーや孤児院の子供たちの為に使ってるのを僕は知ってるからツケにしてあげているんだ。


 それに実を言うと今月は結構プロキシの仕事が入ったので収入もあるし余裕があるんだ。


 だから今回もツケにしてあげてもいいんだ、でもあんまり甘やかしすぎるとニコは絶対に調子に乗るからここいらで釘を刺しておかないとね。


 まあ涙目の彼女が可愛いからつい意地悪したくなっちゃうってのもあるんだけど。


「ニコ、君だって経営者なんだから分かってるだろう?ビジネスって言うのは信頼で成り立ってるんだよ。これ以上は甘やかせない、まだ我儘を言うなら君達との関係も見直さないといけないかもね」
「そ、そんな……!?」


 ニコは顔を真っ青にして驚いた。うーん、少し言い過ぎたかな?これくらい言っておけばニコも慎重にお金を使うようになるだろうしそろそろツケでいいよって言ってあげるか。


 僕はそう思って口を開こうとしたけどそれよりも早くニコが行動した。


「お、お願いパエ
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