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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0066話
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時間が掛かる為に計画を凍結してW00も冷凍睡眠させているらしい。

「アクセル隊長、すぐに転移させてますか?」
「いや、まだだ。レモンが先発隊をネバーランドに乗せると言ってきた」

 リュケイオスの起動コードを発見する数分前にレモンから送られたメールにはそう書かれていた。ヴィンデルの了解も貰っているらしいので、俺としては納得するしかない。
 あちらの世界への転移に失敗するのだから、せめてネバーランドではなくアークランドで我慢して欲しかったのだが。
 貴重なトライロバイト級を、しかも武装が殆ど無くなりステルス機能つきの輸送機としてしか使えないアークランドではなく、きちんと戦艦として使えるフルスペックのネバーランドをW00の揺りかごにするのはレモンの母性故、なのだろうか?

「では、先発隊の転移はレモン様達が到着してからと言う事で?」
「そうなる。レモンとヴィンデルが到着次第すぐに積み込めるようにしておけ」
「了解です。それともう一つ報告が。テスラ研のテストパイロット部隊ですが、エクサランスの奪取に失敗しました」

 その発言を聞き、思わず眉を顰める。

「エクサランスの奪取だと? 俺は確かエクサランスチームをテスラ研へ誘導しろと命じた筈だが?」
「どうやら、連邦軍所属の機体と鉢合わせしてしまいボロを出した事でエクサランスチームと戦闘になったようです。尚、その戦闘でエクサランスが実戦投入されたという報告も入っています」

 反乱前にラージ達と通信で話した時には、既に地上戦闘用のフレームであるストライカーフレームは完成したと言っていたな。実戦投入されたというのは恐らくそれだろう。

「となると、俺が出るしかないか」
「隊長自らですか? しかし……」
「お前とW17は転移の準備で忙しい。バリソンはテスラ研の警戒に当たっている。他は量産型Wだ。となると、この状況で動けるのは俺しかいないだろう? 機数はあまり割けない、だがエクサランスは入手すべきだ。……となると少数精鋭でいくしかないか。量産型アシュセイヴァーを4機連れていく。バリソンに連絡して、エルアインスに搭乗している量産型Wと交代させろ。それとアークランドにソルプレッサが余っていたな? あれを4機偵察用に使う」
「……了解です。隊長がそう仰るならば」
「何、そんなに時間は掛からない。ここの守りはお前達に任せるが構わないな?」
「はっ、お任せ下さい」

 エキドナは早速俺の命令に従い、バリソンへと連絡を取る為に部屋を出て行く。
 その後ろ姿を見送った俺も、出撃の準備をする為にアークランドの格納庫へと向かった。





「隊長、目標発見しました」
「よくやった。そちらの位置を知らせろ」

 ソルプレッサに乗った量産型Wからエクサランスチーム発見
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