スーパーロボット大戦OGs
0066話
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
出て行くエキドナ。
これで後はラウルとフィオナがエクサランスであの4人を倒せば、原作通りの流れの筈だ。
「隊長、リュケイオスの起動コードを入手しました」
量産型Wの1人が俺にそう報告してくる。
ジョナサンは昨日の約束通り、1日と掛からずにアギュイエウスとリュケイオスの封印を解除した。だが、起動コードの入手に関してはこちらでやって欲しいと言ってきたのだ。理由としては、封印の解除はともかく起動コードに関する事まで自分達が手を貸してしまっては連邦軍に言い訳出来ないとの事だった。
だが、恐らくその言葉はブラフだったのだろう。俺達が起動コードを入手出来無ければそれで良し。もし入手出来たとしてもある程度は時間が掛かる為、テスラ研を奪還する為の部隊を待つ時間稼ぎといった所か。リュケイオスとアギュイエウスの封印はきちんと解除しているので、俺が約束を守る限りは所員に手荒な事をしないと読んでの行動だと思われる。
この辺は地球でも最大規模の研究所であるテスラ研の所長をやってるだけあり、さすがの強かさといった所か。
だが、そんな行動もレモン自慢の量産型Wにかかれば本当に多少の時間稼ぎにしかならなかった。
「すぐにリュケイオスの起動準備を。そろそろ連邦軍の奪還部隊がここに来てもおかしくはない。それにヴィンデル達ももうすぐ到着予定だ」
「はっ」
量産型Wが敬礼をして部屋を出て行く。
「本隊はやはり破れた、か。敵は恐らくベーオウルブズ」
以前バラバラにしてやったというのに、その場で修復完了しそうになっていたアインストの馬鹿げた再生能力を思い出す。
原作を知っている俺だが、その原作よりもベーオウルフの能力が強化されているように感じるのは気のせいだろうか。あるいは、俺が原作に干渉した結果ベーオウルフの能力が強化されたのかもしれない。
「失礼します、隊長」
内心考え込んでいた俺に、部屋へと入ってきたエキドナが声を掛ける。
「W16か。どうした?」
「ナンバーズの0番から10番までの準備が整いました」
「W10までという事は、初期型のみを集めた先発隊か。……ん? ちょっと待て。0番からという事は、W00も含まれているのか?」
「はい、レモン様からそのように言われています」
レモンから話だけは聞いていた初期型Wナンバーズ。俺の原作知識には全く無い存在だ。少なくても、OGsには初期型Wナンバーズは出てこないのでこのグループの転移は失敗するのだろう。
そう言えば、無限のフロンティアとかいうゲームにWナンバーズが出ているとかなんとか見たか聞いた記憶があるのだが、そっちは未プレイなのでなんとも言えない。
ただ、W00に関して言えばレモンが最初に設計したナンバーズらしく、成長するのに
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ