第24話
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ったようであり、その直後に両舷に装備している速射輪胴砲塔で以って零距離射撃で放って滅多打ちにされて…この世からサヨナラした。
他人事で言ってしまっているが、こんなもん溜まったもんではない。某帝国の”天皇陛下万歳”特攻と同じくらいに、たちが悪い。本当に。
次々と1隻、また1隻、と餌食となっている最中であるエンケラドゥス守備艦隊。挙句には、地球軍次世代主力量産型戦艦であるドレッドノート級までも餌食となった。嫌だ、餌食になりたくない!。
ちなみに今もなも万歳特攻しているこの小型艦の名称はイータIだそうだ。名称を知ったのは傍受したからである。それよりも……地球含め守備艦隊の被害は大きい。
地球軍のドレッドノート級2隻、金剛U型改8隻、護衛艦3隻が犠牲に。我がミドガルド軍はクワオアー級改3隻、AC721スサナー級U型(ミサイル型含む)2隻、ルビー級7隻が犠牲となった。
飛来して来たイータI全て撃破出来たとはいえ、油断は出来ないところだ。
「コマンダー、我が方の残存艦は?!」
「本艦以下プロテクト級U型3、セレスター級U型5、クワオアー級改4、AC721スサナー支援級U型7、AC721スサナーU級ミサイル型3、FG300型偵察フリゲート2隻です」
「上方より、敵カラクルム級多数接近ッ!」
「おのれッ‥‥‥!」
だが1つ言わせて欲しい……お終いだ!神は言っている。此処で死ぬ定めだと。嫌だー、死にたくな〜い!そう思っていたその時…、
「上方より接近中のカラクルム級全て消滅!」
なんと膨大な艦隊を青い光の波へと呑み込んでいったのだ。
「我が艦隊後方より高エネルギー反応を検知。…これは、波動砲です!」
「艦隊識別…地球軍の山南艦隊です!」
…助かった?
ーーー同志に告げる。
頭に直接語り掛けてくるこの声は…同志か!同志、助かったぞ。
ーーー礼には及ばない。後は任せろ。
うむ、任せたぞ。では守備艦隊は後退するとしよう。
「山南艦隊の後方よりワープアウト反応多数…友軍です!」
フフフっ、これはもう勝ったな。
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