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同志諸君に告げる。これが理不尽だ!
第21話
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で此処が重要な部屋であることが伺えることだろう。

 ドアを守る2人のショックトルーパーの1人がドア脇に有る開閉ボタンを押した後、ドアが開かれる。

 「どうぞ」
 
 入室を促すショックトルーパーにステラは頷き、入室する。ステラを此処まで案内した3人のショックトルーパーは回れ右し、招かれざる者が入室して来ないようドアを警備する。

 ステラの入室と同時にドアは閉じられた。

 「遅いぞ、同志ステラ統治者」

 「悪いね、忙しくてね」

 「まぁいい、…座れ」

 入室したステラを迎えるのはオリビア統治者だ。オリビアはステラと同じく統治者専用の白い軍服を着用していた。

 オリビアはステラから見て向かい側の席に座っていた。

 他には今もステラに視線を向けている十数人の将軍…プレイヤーの姿がおり、オリビア含むプレイヤー達は円卓テーブルを囲うようにして席に座っていた。プレイヤーの中にはオリアナ、テレーゼもこの場に集っていた。

 ステラは席に座る。

 「これで全員が揃った。…では会議を始めるとしよう」

 会議が始まる。だが議題に入る前はまず近況の報告からだ。次々と近況報告がなされる中、オリアナの番がやってきた。

 「──ミドガルドがこのアンドロメダ銀河に転移してきて20年数年が経過しました。地球を発見する為にも、まずは星図を完成させ、同時に元いた時代においても未開であったアンドロメダ銀河の開拓をしてきました」

 ホロテーブルが起動され、テーブル上にアンドロメダ銀河の星図がホログラムとなって映し出される。

 「開拓は未だ途中であれど…ご覧の通り、アンドロメダ銀河の星図は完成し、星図作成中にオリビアNPCが地球の宇宙戦艦ヤマトをビーメラ4にて発見し乗艦。オリビアNPCは帰還時、地球がある天の川銀河の星図も獲得し、地球の位置を特定した私はイザベラと共に同盟を結ぶことに成功しました」

 オリアナが話している通り、開拓は終えきれていない。イラム星がある未知領域が例に当てはまるだろう。

 星図作成はオリアナが受け持っていた為、一同は労いの言葉を掛けた。次はテレーゼの番となったが今回は話すことは無いとのこと。

 最後となったステラの番となり、オリビアは彼女に尋ねた。

 「同志ステラ統治者、『スターダスト計画』の進捗状況の報告を」

 「了解」

 ステラは自身が掌り指揮するプロジェクトであるスターダスト計画について次々と話し出す。

 「──で、スターダスト計画の進捗は95%に達した。残り半月程で完成になる見込みになるよ」

 この場に集う全員から感嘆とした。始動したプロジェクトが間もなく完成となるのだから。

 「──さて、近況報告はこれで終えたな。…では
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