第19話
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全ゴストーク級の撃沈を確認!」
うむ。素晴らしい花火である。こいうときなんと言うだったかな。確か、た〜まや〜!だったか?
「報告します。友軍艦隊はナスカ級2、ラスコー級3、ククルカン級5を撃沈。なおも戦果拡大中」
それはそうと先んじて拡散バスターレーザーを発射するべきだったな。次回があればそうしよう。
「偵察機より報告。ヤマトを発見。ヤマトは現在、避難民の収容に従事している…とのことです」
「偵察機より新たな報告。地上の上空に敵艦隊を発見。数は4隻。援軍を乞う…です。コマンダー、いかが致しますか?」
「ファイターを2個中隊、FG300型フリゲート2隻を援軍として送れ。…宜しいですか?オリビア将軍」
そうだな。数的優位は未だ相手が上であるが戦況優位は此方にある。
「構わん」
「はっ。…ただちに援軍を向かわせろ」「了解!」
〜〜数分後〜〜
「オリビア将軍。我が軍は制宙権を完全に掌握。圧倒的優勢にあります」
その通りだな。このまま行けば全て撃滅することが出来るな。残るはナスカ級1隻とラスコー級5隻か。…む?
「前方、重力振を感知。惑星軌道上にワープアウトする模様。規模は6隻です」
「航空隊は現戦闘宙域より一時退避し、艦隊へ引き返せ。艦砲射撃も一時中止せよ。様子を観る。…敵の編成確認を急げ」
「はっ!」
コマンダーの命令を受け、索敵兼通信士官が解析を急ぐ。恐らく、いや確実に我がミドガルドでもガミラスでも…そして地球では無い。…ガトランティスだ。しかし6隻とは…。
「目標、通常空間にワープアウトします!」
視線をスクリーンに見やる。
やがて宇宙空間には、ガトランティス特有の三角型の水色リングが何重も重なって回転する、独特の波紋が広がっていく。巡るましく回転する三角型リング内の奥から、ズズズッと緑色の巨体が出現した。
「やはりガトランティスか…」
「艦種識別…カラクルム級です。しかし…」
索敵兼通信士官が言いたいことは分かっている。…なんだこの音楽は?我々からでは無い。ガトランティスがワープアウトした軌道上からだ。この音楽…まるで終曲のようだ。
「カラクルム級に変化有り」
「解析を急ぎます」
…何をする気だ?。いったい何を…
「カラクルム級、雷撃ビットと思われる物体をカラクルム級艦周囲を集回しています。雷撃ビットは数百です」
ビーム状のシャワーを浴びせるつもりか?だがその割には艦首部分に集まっていないし我々の方に向けていない。組まれつつある陣形は徐々に直列陣であることを察することは出来るが。地上に向けているのは何故……まさか?
「カラクルム級、直
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