第18話
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、コレは御伽噺では無い。テレザートが実在する逸話は様々な星間文明に残っている。どれも1000年以上も前のだが──』
「「……マジか」」(唖然&驚愕)
古代 『テレサのメッセンジャー?』
バレル『そう。我々よりも高い次元に存在するが故に、テレサはこの宇宙の始まりから終りまで見通している。テレサに呼ばれた者はあるべきことをなさねばならない。──』
古代 『…この座標、我々に幻を見せたあのエネルギー波と方向が一致します』
バレル『そう、君達はそれを救難信号と称した。──』映像停止。
「アレ?止まったね。」
不調かしら。
「叩いたら治るかな」
テレビじゃないんだから…。逆に叩きに叩くと壊れるかも…ん?
「あ、再生したわね。でも…」
「なんか海底ドックにあるヤマトをバックに見覚えがありまくる顔が十数人揃ってる…」
本当に何な…あ、コレが二つ目なのね。
森雪『古代君、真田さん。お帰りなさい」
古代『すまない。連絡もしないで…』
島 『気にするな古代。真田さんから送られた時間断層のデータは皆確認しています』
相原『こ、この情報はいつ…』
真田『…中央に留まれ。あの時、去り際に土方さんはそう言った。少しでも情報を集める為、私はヤマトの再改造を引き受けた。…だが、くっ、時間断層の事を突き止めたところで、大きな流れを止めることなど。…結局、我々は負けたんだ』
…むっ?今なんと言ったのかしら?おかしいわね。耳掃除怠っていない筈なのだけれど時間…え?
「あれ可笑しいな。時間断層は機密事項であった筈なんだけど…」
…マジか。
古代『ど、どいうことですか?』
徳川『ヤマトのクルー全員に本日付けで配置転換命令が出たんじゃ』
古代『そ、そんな…』
島『気にするな。お前のせいじゃ無い』
徳川『儂らの気持ちを、上層部が分かる筈も無い…』
相原『3年前のあの大航海で、地球は救われた筈ですよね…っ』
南部『今の地球は、コレで良いのかよ…ッ』
古代『…俺達はこの世に居ない大切な人から何かを語り掛けられた。…大きな災いが宇宙の何処かで起きようとしている。その事を言葉では無く、心で感じ取らされた。…今の地球政府は分かろうともしない。彼等に見えるのは…現実の光景だけだ。生きる為に、地球の主権を守る為に…でもそれは間違った未来に突き進むことじゃ無いのかっ?このままでは…死んでしまった者達へと顔向け出来ない!』
「にしても大きな災いって何かしら?」
「白色彗星とかじゃない?後は災いとかでは無いけどテレサ。でもそれってなんの関係が…え?」
古代『俺は、ヤマトでテ
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