第17話
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はやっぱり、ヤマトの方が良いかしら?ヤマト級は至福…」
私達は進宙式から我がミドガルドの大使館に戻り、向かい合うようにして執務室のソファーに座り、団欒を楽しんでいる。ちなみに大使館は、日本に置く地球連邦防衛軍総司令部から割と近い場所だ。
そして今ユリアが「未来の地球」っと言ったけど理由としては私達が元居た世界と同じの歴史を辿っていたから。だからこそ私達はこの地球を未来の世界だと確信をしている。でも不思議なことに、WSOゲーム無かったけど…。
そんな現在居る未来の世界はガミラスによって「サヨナラ♪」(意味深)寸前だったけど、それは3年前の事。現在地球暦2202は復興真っ最中。だからこそか、WSOゲームが歴史から消えたのも仕方が無いのかもしれないわね。
う〜んでも、太陽系に第11番惑星なんて私の記憶が確かなら無かった筈なのだけれど。まぁ、その事は一先ず頭の片隅に置いて起きましょう。
「そういえばイザベラ。確か進宙したアンドロメダ級達って木星から離れた宙域で演習するんだったよね?アンドロメダ級アンドロメダも一緒に。後は、え〜と何だったかな?」
「初期生産された14隻のドレッドノート級前衛航宙戦艦、よ」
「それだよ、それ!いやぁ、あのスペックで量産型って言うのは色々と凄いよね」
「そうね、貴女が身震いしているのも面白いわ。ちょっと引くけど…」
全くね。ガミラスのガイデロール級二等航宙戦艦をベースに造られているのと、なおかつヤマトの戦闘データなどを反映したことから、姿形は異なれどもヤマトの簡易版とも言うべき戦闘艦。
新開発された収束圧縮型衝撃波砲を30.5p口径9門装備する他、数多くの兵器をその艦体に装備している為、見た目以上に重武装。なおかつ波動砲が標準装備されているのにも関わらず、量産型とは…末恐ろしいわね。流石母なる地球。
「突然だけど、ガトランティス兵って人造人間だそうね」
「本当に突然だね。まぁ、そうみたいだね。まさか自分達ミドガルド以外にも人造人間を創り出せているとは…」
強靭な肉体も持ち、自分の意思で自爆させることも出来るなんて、私達にはとても無理だわ。技術面での意味では無いけどね。
「…話は変わるのだけれど、地球に特攻したカラクルム級事件の際に起きた通信障害の件があったのどうなっているの?」
ユリアはチャラけた態度から一瞬に真面目な表情へと切り替わった。
「…未だ分かっていないよ。ただ、白色彗星からほぼ同方向から地球に向けられたってことしか分かっていないんだから」
「白色彗星?」
「未知のクエーサーとも言うね。白色彗星は地球に向けて限り無く光速で向かっているけど計算では何万年も先の話…。まぁ、それより、コレを
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