第16話
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私は驚いている。八番浮遊大陸にて瀕死となったカラクルム級が地球に特攻したことを衝撃の報告を聞いた時は昇天するぐらい驚いている。だが地球は救われた。それも、なんと海底ドックに眠る改装中の〈ヤマト〉が海底ドックにて。
地球軍総司令部特攻事件のことは置いておいて…は出来ないな。
まさかカラクルム級が出てくるとは思わなかった。いや、正確には名前だけが最近になって知って艦艇形状は初めてだったと言ったほうが良いだろう。
全ての艦艇にエリス=ドライブ換装を7年と数ヶ月前より完了したと同時に設計図はエリス=ドライブ搭載のものとなったが…。
あの場に居たFG300型フリゲートU級からエリスl級の主砲ではカラクルム級表面を貫通することすら叶わなかった。しかし、地球に駐留させて居たルビー級電磁加速砲フリゲートは少しではあるものの貢献出来た。
派生型であるルビー級実験型イオン砲フリゲートであれば、エリスレーザーの上位互換にあたるエーテルレーザーの力が発揮されることだろう。
とはいえ、それはカラクルム級に通じるかは別物だ。試したこと無いもん。
地球駐留艦隊構成を再編成する必要がある。まず増援という形で1個無人艦隊を向かわせる。総数は八番浮遊大陸作戦で投入された同じ数の300隻。
艦種はアークワイズ級フリゲート、AC721スサナー重量級U型、プロテクト級航宙戦闘艦U型、セレスター級航宙戦闘空母この4点。主にAC721スサナー重量級U型とプロテクト級U型を中心に。
到着したと同時に無人駐留艦隊は太陽系哨戒艦隊となり再編成。一応無断でやるのは外交的、政治的にマズイと判断し、アレコレ理由をつけた後にミドガルドより1個無人艦隊を向かわせた。
無人艦隊となっているが向かわせた艦隊にはクローン将校が艦橋要員として乗っているので、無人というのは語弊があるのかもしれない。
そうそう、聞いた話によると太陽系全域にはガミラス臣民の盾が至るところに配備されているとのこと。
ガミラス臣民の盾は火焔直撃砲を受け止めることが出来るのは勿論のこと、そういった転送システムの転送座標を大きく狂わせる特殊な妨害電波を放つ機構が盛り込まれており、火焔直撃砲はゼルグート級の盾のみに集約され攻撃さぞ得なくなってしまう。
それとワープ阻害能力を持っている。実は我々にもあるのだ。盾では無いけど。
先の一件を受けてST59アロスト級防御戦艦をアンドロメダ銀河全域中に配備する。コレの特筆するべき点は登録されている味方艦艇などを除き、転送や如何なる次元跳躍をも不可能にする空間撹乱能力である。
ST59アロスト級次元跳躍特化防御戦艦とも呼べることだろう。ちなみに下位互換に当たるガーディアン級次元跳躍防御艦も
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