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同志諸君に告げる。これが理不尽だ!
宇宙戦艦ヤマト2202
第15話
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レないようこっそり施設内で実戦訓練していたのだが、まさかガトランティスによって既に占拠されているとは思わなかったな。というかそのままの場の流れで、気づいたら救出して一緒に脱出…。

 いや、無事に脱出が出来てよかった。ガトランティス艦隊がその時、もの凄い数少なかったとはいえ、危なかったな。助かってよかったな。基地要員達よ…。

 『攻撃目標、ガトランティス艦隊及び八番浮遊大陸基地。…浮遊大陸の奪還の栄誉は我々地球艦隊に託された。ガミラス、ミドガルド軍は先鋒として突撃。(のち)に我々が内漏らした艦隊を各個、撃破する』

 任したぞ、地球艦隊よ…。
 
 しかし、あの装甲突入型のゼルグート…。漆黒の塗装と白の線で描かれた不思議な紋様のコントラストを纏った模様…異彩を放っていて畏怖の念を抱くな。

 それにこの戦術歩兵のような陣形、いや隊形?明らかに時代遅れ過ぎないか??まぁ従うが。

 「敵味方信号の再確認を完了」

 「データリンク開始。各艦はグリッドの表示位置に注意せよ」

 「敵ガトランティスの警戒ラインを侵入しました」

 「敵艦隊を確認。…艦種識別、メダルーサ級殲滅型重戦艦3、ナスカ級打撃型航宙空母130、ゴストーク級ミサイル戦艦70、ラスコー級突撃巡洋艦150、ククルカン級襲撃型駆逐艦250」

 多いな。少しではあるものの連合艦隊の上を行く数字だ。

 しかし、メダルーサってあのメダルーサか?確か頑丈なゼルグート級を一撃の元で葬るあの?レーダ外より一方的に攻撃してくるあの?…心配になってきたな。

 「我がミドガルド含む連合艦隊、間もなく作戦宙域に到達します」

 「連合艦隊、間もなく交戦距離に入ります」

 「敵艦隊、艦載機デズバデーダの発艦を確認しました!」

 エリスドライブが全ての艦艇に搭載されているとはいえ、あの恐ろしい攻撃を耐えられるのはこの場に無いがそこはこの場に居るガミラスのゼルグート級の出番である。

 あの壁のような盾は特別なものだからな。火焔直撃砲を受け止めることが出来るのは勿論のこと、そういった転送システムの転送座標を大きく狂わせる特殊な妨害電波を放つ機構が盛り込まれており、火焔直撃砲はゼルグート級の盾のみに集約され攻撃さぞ得なくなってしまう代物だ。

 後は、確かワープ阻害能力を持っていたのだったな。この場には無いが我々にも似たような代物があった気がする。

 では、艦隊戦の時間だな。まずは…よし。…全セレス級に達する。ファイターを直ちに発艦せよ。

 「はっ。ファイターを発艦させろ」

 「了解しました。旗艦より通達する。直ちにーーー」

 命令を受け取った全セレス級は次々とファイターを発艦していく。

 「艦隊、交戦を開始しました
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