第11話
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現在、アンドロメダ銀河系外縁部のとある星系、…アルタイル宙域のアルタイルにて宇宙を泳ぐ生物を遠く離れた所より観察している。この生物のフォルムは楕円形の扁平な胴体にタコのような脚を持った宇宙生物である。
先日までは「サナキ」とか「ありの〜」といった名称であったがつい先程、『宇宙アメーバ』と改名したところである。今更であったがWSO世界で似ているようであったから、改名した。
先程までは近くにて観察していたのだが、何故かいきなり攻撃を行ってきたものだから驚いてしまったが、そういえばこの生物はWSO世界と色々と似ていたので攻撃はされないだろうと思ったのが始りであったな。
だがこの星系に進入の時は反応も無くただじっとしていたようだったということはその”程度”であれば問題は無かったというか。宇宙アメーバの索敵範囲は分からんがもしWSO世界と同じであると仮定するならば例として地球から火星までの索敵範囲内。…コレって普通にヤバいな。
宇宙アメーバは此方の(艦の)シールドを貫通する力があるようだ。エリスフィールドでも貫通するだろうか?…あ、不貫通。後者は不貫通という結論に。
宇宙アメーバは防御面においてはシールドは無いものの装甲に関しては強力である。
しかしながら、…改めて見るが凄くデカい。アークワイズ級フリゲートを余裕に超えるくらいの全長を持っているし全幅も大きい。
飼い慣らすことは出来ないだろうか?一体はサヨナラ(意味深)してしまったから出来ないが多数居ることにはやってみたい気持ちはある。やることに関してだが軍事用として使っていきたい。宇宙アメーバにて得られ研究が成功した場合、まだ理論上であるが『船体再生細胞』という技術が手に入るかもだし、成体として成長したアメーバをそのまま軍艦として活躍も出来るかもしれない。
素晴らしい有効活用を思いついたものだ。すぐにでも準備し飼育段階に移行出来るように願う。
さて、引き続きやっていくか。
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ーーーー
・アンノウンの生物を外縁部より進入を観測ステーションが捉えた。突如として波を打つようにしその場から消えた。おそらくワープ能力を持つ生物だと思われる。
・未知の文明とのファーストコンタクト発生。
・”同”未知の文明が我が支配領域に侵入し、この宙域にて我が偵察艦及び哨戒艦隊(1セクション)が攻撃ないし撃沈された。その後、近隣の星系への破壊行為。
・アンドロメダ銀河内外縁部に”同”未知の文明の本拠地と思われる惑星を確認。解析した中で判明した唯一の情報は国家名、…デ・ブラン。
・”同”未知の文明(デ・ブラン)より宣戦布告が発生。これより我がミドガルドはデ・ブランを排他主義と断定、同時に戦争状態に移行する。…
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