第3話
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力な光学兵装によって自艦が当たる3発目を受け取った瞬間、限界はすぐにやってきた。此方の左舷装甲表面を融解させ、内部に爆発の手がやってくる。
それを理解すると同時に重力システムが無力化され傾斜する艦内、そして次々と周囲の装置や配管等が爆発する。ブリッジも同じくして火の手がやってくる。
自分達は助からない。でも救援要請と集めた情報は届けることが出来る。そう認識した00Mコマンド・バトル・ドロイドは部下にそう命ずる。命令を確認した部下は直様、実行する。
そして、機関部から艦首まで一挙に内部からもがれ寸断されて装甲の至るところから、炎が噴き出し轟沈していく。そしてーー救援要請を受けった哨戒艦隊とアイリスがこの宙域にワイプアウトしたと同時に、偵察艦は爆沈していった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
〈アイリスSIDE〉
「全艦、ワープアウト完了しました」「主機エンジン、武器システム、正常に稼働中。航行に問題ありません」「全艦、第1種警戒態勢を維持!」
オレことアイリスは不明艦隊がこの宙域にワープアウトしたって知らせを来たもんだからクローンと艦隊を率いてやってきた訳だけども……にしてもアレなんだよ?…宇宙人の艦だよな?それも戦闘艦だと思うけどよ…。
すごい外見だな。まるで生物のようだぜ。中には一体どんな外見をした宇宙人がいるんだ?WSOでは人間種以外にも有ったけどよ、リアル(現実)だと実在すると実在しないで分かれて議論されていた。どっちも心の底では居ないと思ってるだろう。だがオレ達は違う!。何故ならば遂に出会ったからだ!!。
「アイリス将軍、不明艦隊は同航戦と見られる隊形を執っており我々と同じ速度で航行している模様であります!」
「不明艦隊より通信がッ…いかが致しますか?」
あぁ、皆…オレは初めて宇宙人とのファーストコンタクトをするよ。
「対話、か。…回線を開け」
コレはオレ達にとって偉大な一歩だと信じて疑わないぜ。
『…驚いたな、まさか可憐な少女が将校とは…ゴホンっ。…我々は偉大なる大ガミラス帝国、総統閣下に仕える者である!劣等民族共に告げる!貴様等にはーーー」
上部パネルに映し出されたのはヒューマノイドの若い女で、肌の色は青かった。え?オレ達地球人類は青い肌にも成れたのか!いやこの見た目と雰囲気的にコイツ宇宙人か。
…にしても言葉が分からないな。初めの言葉の驚いたニュアンスはなんとなくだけど理解は出来た。んだけどよ、全く以って分からないぜ。万能な言語翻訳装置が機能しないとは(驚愕)。
『ーーー選択肢を与える!総統閣下に忠誠を誓うか死か…選べ』
これも言葉の壁なのかよッ。なんでだ!オレは言葉を交わしたいと言うのに!?オレは口を
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