原作前
第1話
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
i14091|54790>
服装は軍服であり白い詰襟型のジャケットに前合わせで金のボタンに【桜に錨】の紋章が印字されたのが5つある。女子用軍服のスカートから伸びる黒いストッキングに包まれたスラリとした両足はモデルのようである。
そして背には肩章に飾緒が付いているコートを羽織っている。
髪は腰元まで届くロングストレートで純白であり瞳は明るい黄土色。
もう一人も軍服ではあるがシンプルでありシャツに無地の黒いジャケットを着ていて頭には黒い帽子を被っている。
髪は黒色で全体的に短く整っていてショートに近い髪型で首元(後ろ)が隠れるくらいある。
瞳は黒である。
この場に集まる誰もが容姿端麗であり【美少女】と呼ぶに相応しい。
純白の少女は席に座り黒髪の少女は付き従うように隣に直立不動をし佇む。
室内は静寂に包まれる。
ーー同志諸君、待たせたな、ーー同志諸君、待たせたな、よしっ。
「同志諸君、待たせたな」
「「「「「「・・・」」」」」」
「?」
ーーあれ?さっき言っていたよな?。
ーーなんで繰り返し言うだろうね?。
ーー練習かな?。
ーー可愛いですね。
ーー静かにした意味ないじゃん。
ーーあぁ〜。
6人の少女は純白の少女に温かい目線を送る。
「・・・同士諸君、聞こえているからな?」
純白の少女の名前はオリビア。円卓に座る6人の纏め役を担当している。オリビアは常に感情を乱すことが無くクールだと自負しているがそれでも限界はあったのか涙目である。
ちなみに先程の「頭の中」で声が聞こえたのは念話を使ったからだ。念話は補佐官を除くこの場の全員が使える。
オリビアは気を取り直し表情を引き締めて言葉を放つ。
「全員、揃ったようだな。……では、これより緊急会議を始める」
今まで明るかった空気が一変し室内は張り詰めた緊張した空気となって広がった。
「内容についてだが、既に同志諸君は把握していると思うが念の為、見てもらいたい」
オリビアは補佐官でもある黒髪の少女に身振りで円卓に座る者達に端末を配るよう指示を出す。
指示を受けとった補佐官は入る際に一緒に持ってきた金属のケースから人数分の端末を取り出し配る。
補佐官より受け取ったのは【書類端末】と呼ばれるものである。書類端末とはインプットされた情報をホログラムとして目の前に投影し見る為のものだ。
紙媒体などの書類もあるが今回は書類端末が使用される。
少女達は端末を起動するとホログラムが自分の目の前に投影された。
ホログラムの投影された大きさは大体タブレットサイズ。
少し
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ