3-3
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
いた。
お母さんも迎えに来てくれていて、帰り道で
「いいお友達達ね 水澄が離れたくないのはわかるけど、まさか あなた 変な気おこさないでね」
「変な気って? ・・・ 私 お母さんの娘だよ! お母さんが喜んでくれるんだから、全力でぶつかっていくわ! 絶対 お母さんと笑顔で抱き合うんだぁー」
「水澄・・・あなたは お母さんの娘だっていうことだけは 確かよねー」と、ポツンと思いつめたように言っていたのを、私は覚えている。
そして、次の朝。お母さんが付き添って行こうかというのを断って、私は、智子から渡されたテープの巻いたのと翔琉とのミサンガを握り締めて、会場に向かったのだ。余計なことは考えない。ここまできたら、絶対に合格するんだと。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ