第4話「”奴ら”がいるとは聞いていないが??」
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アオイ・シズカ』が率いる『アルト小隊』の一員の一人、『アマナ・コハル』が使用しているもの。
とあるコピーが使用している歩兵携帯二連装機関銃は…新たなカウンター武器か?
『報告、まもなく接敵』
「総員、構えろ」
…気を引き締めないとな。
武器を構える音が連発する。作戦内容は至ってシンプルだ。
・迎え討つ。
・数体は再収容。
である。
効率的に迎え討つ為、私達が陣取っているこの通路へとコピー3名が誘導員として誘導。報告によると全て誘導することに成功したよう。
まだかまだか、と待ち構えているとブラストドアが開いた。ブラストドアから出てきたのは…【奴ら】を誘導してくれているコピー達。
「「「連れてきたぞ!」」」
「よくやった、戦列に合流しろ!」
「「「了解だ!」」」
誘導員であるコピー3名は戦列に加わった。
ブラストドアは既に閉じられていたがもうそんな事は関係ない。奴らは直ぐそこまで迫って来ているのだから。
「来たぞ!」
ブラストドアが破られた。炭灰と化して。
ブラストドアが破られたと同時に姿を現した【奴ら】。距離にして30m。
「撃って撃って撃ちまくれ!」
ピユーン ピユーンッ
ドンドンドドドン
ダダダダダダ
バラララララララ
空気を裂けるような銃声が次々と連発する。
「攻撃の手を緩めるな!”奴ら”は萌えキャラかつ可愛らしい見た目に反して強い!二度目となるが絶対に攻撃の手を緩めるな!」
「10体以下となったら攻撃の手を緩め、カチンカチンライトを使用することを忘れるな!再収容するのだからな!」
『了解!」
ーーそしてーー
至る所に破壊の跡と銃痕が残っていたがカチンカチンライトを当てた3体を除き、殲滅した。
どうだ、思い知ったか!我々の勝利だ!(歓喜)。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
〈風鳴 弦十郎SIDE〉
ブゥーーン ブゥーーン
「ノイズの反応を検知しました!」
「場所はーーー」
くッノイズだと。奏は今までの無茶が響いてしまった為、現在入院している。
『司令ッ、ノイズですか!』
モニターには姪である翼の顔が映し出された。
「そうだ、現状では翼が一番近い。被害が出る前にノイズを撃破してくれ!」
『了解』
ーー5分後ーー
『司令、現場に到着しました。しかし』
「見当たらないのか?」
『はい』
なんだと?各国機関で使用されているこの装置に間違いなど起こり得ない。
ましては特異二課技術主任であり俺の友人でも
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