第二章
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「絶対一般市民の人達が多いな」
「遥かにな」
「そんなのわかってるだろ」
「テロリストを一人殺すのなら」
「一般市民を大勢殺してもいいんだな」
「戦争ってそんなこともあるがな」
「それやったら終わりだろ」
戦争ではというのだ。
「テロリストも一般市民も一緒に殺すなら」
「それもわざわざ食べもの貰う場所を攻撃するなら」
「一般市民確信犯で殺してるな」
「病院だって狙ってるしな」
「病院狙うなんてな、俺この戦争から国際法勉強してるんだよ」
「思うところあったんだな」
「ああ、元々あの国えらく迫害されていてな」
歴史的にそうであってというのだ。
「それから逃れる為に建国されたな」
「先祖代々の場所にな」
「そうした国の戦争だからな」
「思うところあったんだな」
「国際法が気になってな」
それでというのだ。
「勉強してるけどな、正規の軍服を着てないと」
「その軍隊のだな」
「捕虜になれない、だからテロリストやゲリラはな」
「捕虜にしなくて殺していいな」
「ただ一般市民を狙って攻撃するのはな」
こうした行為はというと。
「ロシアだってそうだがな」
「国際法違反だな」
「もうロシアは論外だけれどな」
この国が行っている行為はというのだ。
「けれどな」
「あの国も同じか」
「というかもっと酷いだろ、病院だって襲撃するんだぞ」
「テロリストがいるって言ってな」
「確かな証拠今も出してなくてな」
病院にテロリストがいるというそれをだ、
「攻撃してな」
「そのうえでだよな」
「大勢の怪我や病気で苦しんでいる人が死んだよ」
「一般市民のな」
「子供も殺すし肝心の人質の人達まで巻き添えにしてな」
「人質解放させる為の攻撃だよな」
「大義名分はな、それなのにな」
「そうだよ、人質の人達もだよ」
山岡は指摘した。
「全員解放するまで攻撃するって言ってるのにな」
「人質の人達まで殺してるな」
「それでどんどん攻撃する地域増やして」
そうしていてというのだ。
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