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コントラクト・ガーディアン─Over the World─
第二十七章―双剣―#6
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テムボックスにしまいながら、首を横に振る。
【誓約の剣】を取り寄せようとして、ディンド卿とヴァルトさんの剣も折られてしまったことを思い出す。
≪ノルン、大剣と両手剣を1本ずつ取り寄せてくれる?≫
≪はい、
主
(
マスター
)
リゼラ≫
折れた剣を直してあげたいところだけど、本人が傍にいないので幾つか手順を踏まなければならない。正直、そんな余裕がない。
間に合わせになってしまうが、ディンド卿とヴァルトさんならば使い熟してくれるだろう。
光と共に目の前に現れた大剣と両手剣を、両手で受け取ると───私は、【
防衛
(
プロテクション
)
】を施すべく発動させた。
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