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彼は いつから私の彼氏?
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トカップ付きとは言えタンクトップに短めの短パンだったからかしら・・・。それに、肩から腕は真っ白で脚は膝の少し上から下までは日焼けのせいで赤くなっていたから、自分でもおかしかったのだ。

「おぉー なんだか お風呂あがりのせいか 子供だって思っていたのに 妙に色っぽいのー 水澄ちゃんて なぁ 翔琉?」と、硝磨君が言ってきた。

「うっ うん」

「翔琉 水澄ちゃんて 可愛いよなー 学校でも人気あるだろう?」

「知らねぇよー そんなこと」と、ぶっきらぼうに言って、翔琉君はお風呂に向かったみたい。

「なんだ あいつ あれで 照れてんだぜー 水澄ちやんのこと好きだから 触れて欲しく無いんだよ なっ 達樹」

「ふふっ いいんじゃぁないか 彼が真面目に水澄のこと思ってくれているんだからー」

「ほぉー 兄貴として心配ちゃうの! こんなに可愛い妹なんだからー なんかさー 俺は どことなく ウチの兄弟に似ているし 本当の妹みたいなんだよなー」

「あぁー 一応 人並になー 可愛い」

「お兄ちゃん! 人並ってー 人並以上よ!」

「時たま見せる 小悪魔的なとこ 除いてはな」

「なんてことをー 硝磨君 こんなこと言ってるけど お兄ちゃんって すごーく妹思いなんだよ 優しくて 私 お兄ちゃんのこと大ぁ〜い好きなんだぁー」

「・・・硝磨 ほっとけ 騙されるな 真に受けるじゃぁないぞー 風呂行こう 水澄 夕飯の用意 手伝って来いよー」

 夕食には、甘えびにさより、ふくらぎ、アジ、イカ、あわびなんかも並んでいた。私には、見たことの無いような豪華な海鮮なのだ。それに、生のラッキョ。アジのような癖のある刺身に味噌をつけて食べるとおいしいとからと教わったのだ。私があんまり食べるのでみんなは驚いていたのだ。

「水澄ちゃん おいしいかぇ いっぱい食べなー もう子供じゃぁ無いんでどうかなーって思ったけど 花火も買ってあるから後で みんなでやりな」と、おばあちゃんが言ってくれて、お庭でみんなしてやろうとして、手持ち花火ばっかりだったのだけど

「水澄 危ないよったら! 振り回すなよー」

「だって このほうが きれいじゃん 普通に持っているだけだったら 火の粉が落ちるだけだよ」

「まっ まぁ そーだけど 人に向けるなよ!」

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