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彼は いつから私の彼氏?
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母さんが誘いなさいって・・・」

「そんなねー 他人ンチの娘をなんだって思っているのかしら 猫の子じゃぁあるまいしー そりゃー 夏休みの間はお世話になっているわよー でも それとは 別よー お泊りなんてー 女の子なのよ」

「・・・でも 嬉しかったの・・・誘ってもらった時 行きたいモン・・・」

「水澄・・・ でもね・・・」お母さんも どう 言って良いのか考えていたのだろう。こういう時、無理やりなことは言わないお母さんなのだ。

 私が、やっぱりダメかぁー と 下を向いて溢れてくる涙をこらえている時

「あっ 俺も硝磨(しょうま)に誘われてるんだよ 俺も一緒だから良いんじゃぁない?」と、お兄ちゃんが 突然 言い出した。

「えっ 達樹も・・・」

「そうだよー 兄妹 揃ってなぁー まぁ 良いんじゃないのー 魚が新鮮だっていうしー うまそー ウチは夏休みの旅行の計画もないんだろう?」

「・・・ じゃぁ 達樹 ちゃんと水澄の面倒 責任持って見てよ!」

「はい! 兄の努め ちゃんと果たします!」

 その夜、お風呂上りにお兄ちゃんの部屋に

「お風呂 出たよ!」って部屋のドァを開けると

「あわっ お前なぁー いきなり 入ってくんなよー」と、お兄ちゃんは その時 自分の股間を眺めていた。

「なに してるん?」

「あっ そのー ・・・毛がなー」

「ふ〜ん 毛が?」

「まぁ そろそろ 男のな 水澄はまだか?」

「私は まだ 生理もこんのやー 遅いんかなー」

「まぁ 身体も小さいほうやからなー」

「なぁ 〇〇〇〇 見せてーなー 最近 一緒にお風呂にも入ってへんからー」

「あほかぁー お前 変態か?」

「そんなん ちゃうけど 興味あるやん 兄妹やし ええヤン」

「やめてくれ! 兄妹やから 余計 恥ずかしい」

「なんや 根性無し! 私は お兄ちゃんやったら 裸 見られても平気やでー」

「それって 根性の問題か?」

「ふふっ どうやろねー あのね さっき 口添えしてくれて ありがとうね ほんまに 誘われてたん?」

「いいやー 水澄が行きたそうやったから・・・ 明日 硝磨に言うよ」

「・・・そーやったん お兄ちゃん ありがとう・・・いつも 見守ってくれて」

「まぁ 不細工な妹でも翔琉が好きって言ってくれてるんやろー あいつに感謝せなー それに 水澄の初恋やから・・・」

「・・・こんな可愛い妹に対して そんな言い方無いんちゃう? お兄ちゃん 私って ブス? なん?」

「うー でもないけどー まぁ 美人ではないなー でも 成長するにつれて段々と可愛くなってきたよ ほらっ 美人って 小さい頃は可愛くないって言うヤン  まぁ
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