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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第140話 遂に勝負……と言う名のボコボコタイム!ディオドラの地獄めぐり!
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「お前には勝てない事が良く分かったよ、下劣なドラゴンは力だけは凄いと学ばせてもらった。だから最後にお前が嫌がる事をして鬱憤晴らしをしてやる!」
ディオドラはそう言って悪魔の駒を取り出しました。ま、まさか……!
「止めろ!アーシアから離れろ!」
「あははっ!いいぞ、その顔だ!絶望しろ!アーシアは僕のものだぁぁぁっ!」
「アーシアさん!」
私と先輩はそれを止めようとしましたがディオドラの悪魔の駒はアーシアさんの体内に入っていってしまいました。
「あ、あれは……!?」
「そうか、そういうことだったのか!まんまと騙されたぜ……!」
そして私達はある事に気が付きました。
「はははっ!これでアーシアは僕のものだ!ざまあみろっ!」
ただ一人だけ気が付いていないディオドラは実に楽しそうに笑っていました。
「貴方、自分の手がどうなったのかも見えないんですか?」
「なんだい、またそういう話かい?やれやれ、芸がないというかなんというか」
「騙されたと思って見てみろよ」
「いいだろう、騙されてやるよ。僕の手が一体なんだって……っ!?」
私と先輩の言葉にディオドラは馬鹿にした様子で自分の手を見ます。
「な、なんだこれは!?」
そしてその目に映ったのは赤く爛れた自身の右手でした。悪魔の駒もドロドロに溶けてしまっていて原形をとどめていません。
装置に捕らえられていたアーシアさんは紫色の液体になってしまい溶けていきました。
「うわあぁぁぁぁぁっ!?焼けるように痛いぃぃぃぃぃっ!?」
ディオドラは先程角が折れた時のように地面を転がりながら絶叫します。
「……最初から俺達はあんたの掌で踊っていたって事か、ココ兄?」
「ふふっ、そんなところだね」
先輩の呟きに反応するように何処からか声が聞こえてきました。そして天井から誰かが下りてきます。
「ココさん!?」
「やあ小猫君」
そう、それはココさんだったんです。
「いつからアーシアを毒人形と入れ替えていたんだ?」
「リアス君達が行動を始めた直後にはもう接触していたよ、本物はここさ。キッス!」
ココさんがキッスを呼ぶと彼も天井から羽ばたきながら降りてきました、そして柔らかそうな黒い羽毛の一部から綺麗な金髪が出てきたんです。
「ぷはぁ……イッセーさん!小猫ちゃん!」
「アーシア!」
「アーシアさん!」
それは私達が救おうとしていたアーシアさんだったんです。私と先輩は直ぐに駆け寄って彼女を抱きしめました。
「アーシア!無事で良かった!」
「ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした…
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